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幸福の手に入れ方をキャリアや人生から考える。

自分はいま幸福かと自分の胸に問うてみれば、
とたんに幸福ではなくなってしまう。

これは、ジョン・スチュアート・ミルの言葉です。

そうですね
いつも幸せか否かを考える
その姿勢自体が
すでに幸せから離れてしまっているかもしれません。

幸福って
そんなに特別なものではありません。

また、自分の幸せばかり考えていると
幸せは遠ざかってしまう気もします。

相手が幸せになれば
自分も幸せになれますからね。

アランの幸福論を読んでも
幸せって身近で誰もが持っているものですね。

もっと自然体で、
小さな幸せを嚙みしめることができる人。
そういう人こそが幸福人と言えるのでしょう。

あれもこれも欲しがっていると
結局、何も手に入らなかったりします。

二兎を追う者は一兎をも得ず。

欲望を丸出しにするのではなく、
与え続けてれば、手に入る……かな?

やはり幸福の手に入れ方というものがあると思うのです。

ここを見間違えてしまうと
何だか痛い人になってしまいますね。

強欲さというか、
人のものまで欲しがるような
欲望のコントロールのタガが外れてしまうみたいな。

足るを知る者は富むと言われますけど、
やっぱりそういうことなのでしょう。

欲しいものって
必ずしも手に入るものではありませんし、
いずれ手に入るとしても
それは今ではないということもありますね。

こんな挫折は人を大きくするでしょうし、
山あり谷ありの人生を謳歌していれば
自ずと手に入ることもあるでしょう。

焦って、クレクレ君になるのではなく、
10年後の自分が
今の自分によく頑張ったねと言えるような
中長期的な展望が持てたら
ステキな人生と言えるかもしれません。

キャリアや人生に
中長期的な視点が必要なのは
時間を掛けて成長するからなんですね。

スキルや経験の習得には
時には我慢も必要ですし、
努力だって必要でしょう。

大事なのは、
自分で自分に嘘を付かずに、
毎日の小さな幸せを見失うことなく
きちんと生きていくことではないでしょうか。

幸せへのプロセスを楽しむということです。

キャリアや人生について
真っ当な考え方を持てると
もうそれだけでも幸せへの第1歩になると思います。


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