薬に頼らない花粉症対策法とは!?
日本人の4人に1人は花粉症と言われています。
花粉症は年々増加しており、[くしゃみ、鼻水、鼻づまり]が主な症状で、ひどい時には発熱なんて事もあります。花粉症の原因は花粉を異物と判断する事によって起こり、免疫の過剰反応とも言われています。
病院で処方させるアレグラ(フェキソフェナジン)はヒスタミンをブロックします。
プランルカストやモンテルカストはロイコトリエンをブロックします。
免疫機能を調整し炎症を鎮め、ヒスタミンやロイコトリエンを抑える事で症状は改善する
ヒスタミン対策
1.ビタミンcがヒスタミンを抑える。
この場合2gから始め、徐々に摂取量を増やしていき、お腹を下さないギリギリラインを上限量としましょう。(※1)
免疫機能調整
1.ビタミンD濃度を上げる事により、免疫調整機能を高める事ができる。
また血液中のビタミンD3濃度の低さとアレルギーが相関している事がわかっています。(※2)
この場合5000IUくらいから始め、30000IUまで増やしていきましょう。
ビタミンD過剰症を防ぐ為に、ビタミンK(mk-7)を300mcg程摂取しましょう。
2.ビタミンAの代謝物質であるレチノイン酸には、T細胞の過剰反応を抑える効果や、抗炎症作用があるようです。(※3)
アスリートの為の分子栄養学(星 真理 著)によると、1日30000IU程度なら副作用の心配はないみたいですが、僕は30000IU以上摂ると痒みが出ました。
これがビタミンAの仕業かは定かではありませんが、一先ず10000IU位の摂取で良いのではないでしょうか。
3.レジスタントスターチやイヌリン(食物繊維)を摂取する事により、腸内環境を整え、腸内細菌が出す酪酸が腸のバリア機能を高くする事がわかっている。
腸内環境が悪化すると、腸のバリアが壊れ、毒素や有害物質が血液中に入り込み、炎症を発生させ花粉症などが発症する可能性があります。
最近ではこれを[リーキーガット]と呼んでいます。
詳しくは[健康に近づく為には食物繊維が必要のワケ!]をご覧に。
ロイコトリエン対策
1.肉類や卵を控える。
ロイコトリエンはアラキドン酸から作られるので、それらを豊富に含む肉や卵を控えましょう。
2.EPA.DHAの抗炎症作用が、ロイコトリエンの炎症を抑える事に繋がる。(※4)
3.ポリフェノールを摂取する事で、ロイコトリエンの生成を抑える。更にポリフェノールには抗炎症作用も期待できる。(※5)
ポリフェノールを含む食品には
緑茶、ココア、りんご、バナナ、ブルーベリー、サーモン、等を積極的に摂取したいところ。
まとめ
以上が薬に頼らない花粉症対策となります。
ご参考程度に~