![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147446171/rectangle_large_type_2_4afd69307350e3c55e37f5fad28b7570.jpeg?width=1200)
私の周りには怒ってる人が多かった
感情のデトックスによって癒しが起きて、ついでに周りもいつの間にか変わってた話。
私は、怒ってる人が嫌いです。
嫌いというか苦手と言った方が正確かも。
怒ってる人、怒鳴ってる人、喧嘩になりそうな人、自分に対しての怒りじゃなくても敏感に察知して一瞬で緊張します。怖いし、心臓ばくばく。
喧嘩に関しては私じゃなくても一般的に怖いし、不快かもしれないけど、私は怖がりな気質も相まってか本当に命に関わるんじゃないかってレベルの恐怖を感じていました。(自分に関係ない喧嘩でも)
苦手で避けたいはずなのに、過去の私の周りにはすぐ怒る人がめちゃくちゃ多かったです。
モラハラ気質だった夫も然り。
なので、私の理解できないポイントで急に不機嫌になったり怒り出すことも多々ありまして。
争いごとが嫌いなので、喧嘩になることはあまりなかったように思うのですが、
何でそんなにすぐ怒るの?
なんでそれくらい我慢しないの?
機嫌悪くなると、怖いし迷惑!
もっと周りのこと考えてよ…!
って相手に対して私も心の中でめちゃ怒ってました。
(でもその自分自身の怒りには気付いてなかった)
でもあまりにその現実が嫌で嫌で仕方なくて、どうにかしたくて、相手や周りに変わって欲しい!そっちが変われ!!と強く思ってました。
なのでコントロール思考がバリバリで、それに反発するかのように周りも荒れていくし、思う通りに動いてくれない現実に私自身も荒んでいました。
その当時は、穏やかだと思っていた(周りにもそう言われていた)私の中身は、噴き出す寸前のマグマのような怒りが渦巻いていてそんな自分も嫌だったし、どうにかなりそうでした。
現実をなんとか変えたいとネットで検索しまくって(潜在意識や引き寄せの法則は知っていた)辿り着いたのは、インナーチャイルドを癒やすといいらしいという情報。
私はずっと怒っている相手に対して
「この人はなぜ怒っているんだろう?どうしたら変わってくれるんだろう?」
と相手に対してのアプローチを考えて悩んでたんですが、
大事なのは相手じゃなく自分で、
人生の答えは自分の中にある(特に幼少期の自分)
という考え方をしてみるようになって初めて私自身に対して、
「私はなぜこの現実なんだろう?怒ってる人たちが私の投影だとしたら、この怒りはどこからやってくるんだろう?」
私は、何にそんなに怒っているの?
と初めて自分自身に聞いてみました。
そして、出会いました。
めちゃくちゃ怒ってる自分に。
怒っちゃだめ!怒りを出すのは許されないし、怒りを感じることさえ許さない!
ご機嫌な自分しか愛されないし、愛さない!
という強い制限の思い込みがあって、
本当は私も怒りたかった!
〇〇が嫌だった!
嫌だ!やめてほしい!って言いたかった。
と抑えつけられながら反発している私がいることに気が付きました。
怒りを溜めている人間は、
私自身だったんだ。
それをずっと感じないように無視してきたから、怒っている人は我慢してないように思えて許せなかったんだ。
私がこんなに我慢しているのにって。
それから思っていることをめちゃくちゃに紙に書き出して、小さい頃の私が感じた嫌だったこと、怒りたかったのに言えなかった経験をもう一度思い出して、怒りの感情を味わって共感するようにしました。
嫌だったよね、腹が立ったよね、
怒りを感じていいよ、
その感情は間違ってないよ。
号泣必須で書き出してデトックスしていくとなぜ怒りを抑えるようになったのか、その原因となる思い込みを見つけました。
どうやら幼い私は、
私が怒るとお母さんが困るから、悲しむから怒らないようにしよう。お母さんのために、なかったことにしよう。
私が我慢すればいい。じゃないと笑顔になってくれない。愛してもらえない。
という思い違いをしていたんですね。
根底には、愛されたい気持ち、お母さんに笑顔になって欲しいって気持ちがあって。
そんなことを考えてずっと我慢してたのかと思うと幼い自分の健気さに泣けてきて。今まで気付いてあげられなくてごめんね、ツラかったね、頑張ったねとイメージの中での幼い私を抱きしめてあげることができました。(実際には人生で初めてレベルで自分自身も抱きしめてました。)
それによって徐々に、私の中での【怒りの感情=悪、絶対ダメ。】という思い込みが薄れていき、同時に周りでも怒っている人を目にする機会がぐんと減りました。
こんなこと言ったら怒られるかも!怖い!と思いながら生きていた私から見ると本当に生きやすくなったと感じます。
今でも、たまには怒っている人が身近に現れるときがありますが以前よりも感情に飲まれることがなくなり
、「私、何か我慢してないかな?」と自分からのお知らせ的な感覚で受け取れるようになりました。
ちなみに身近で1番怒っているのは、3人の子どもたちです(笑)
私が我慢していた分なのか、たくさん怒れて羨ましいなとすら思うことさえあります。
たまに怒りを抑え込まなければという衝動に駆られて、子どもたちの怒りをコントロールしようとしてしまう自分がいますが、変わるのは自分自身だという立ち位置に戻ってまたデトックスが必要だなと感じる今日この頃です。
もし抑えようのない怒りをお持ちで、以前の私のように苦しんでいる方や
私には怒りなんてないよ、両親との関係良好だし、誰にも怒ってないよって方で実は隠れ怒りんぼの方に
私の記事が何か参考になれば幸いです。
書き出す時は、
形式にとらわれずに感情のままに、
めちゃくちゃに(もはや読めなくてもオッケー)、
思ったままの言葉で
書くことを私はおすすめします。
長くて拙い文章ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
みなさんの世界が優しさで溢れますように。
Ao(あお)