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ガイ・リッチーみなおしたぞ(偉そうでごめん)

コヴェナント/約束の救出
監督 ガイ・リッチー
出演 ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム

前作の『オペレーション・フォーチュン』は楽しい映画だけれど、身内で遊びすぎな感じがしたし、監督持ち込みのバーベキューセット(ザ・ジェントルマンでも登場)も映画の中で使ってたり、コメディとはいえ「引き締めて映画作ること」を途中で諦めた?って私は思ったくらいだった。

で、、、新作はガイ監督が初めて手がけるタイプの戦争が背景のヒューマンドラマ。

『コヴェナント/約束の救出』

さてどうか、、、、不安があったものの

空撮導入部からドラマに入って行く編集の流れでこっそりガイ節を感じたらグッと世界に入り込んでしまい、監督が描く男の同志のヒューマンストーリーに痺れまくりました。
やっぱりカッコええ監督やった、やっぱり好き。
そんなことをつくづく思いました。

女をおいてけぼりで男同士の友情と絆、いわゆる男気を描くのが得意なイギリス人のガイ監督。

アクションシーンや打ち合いシーンはお手のものだし、それを戦地に置き換えてのシーン作りは実は問題なかっただろう。

いつものガイ作品のようなたたみかけるような洒落た台詞があるわけではないが、洗練されたというよりはカッコ良すぎてくさいかもしれないと思うようなワードをギリギリまで厳選した少ない台詞のやりとり。

超ハードボイルド!!

そのセリフの少なさのことを、主役を演じたジェイク・ギレンホールがプロモーションインタビューで「西部劇のようだ」と。

大人の男同士の人間同士の、熱い想いをグッと堪えたような親交をとても丁寧に演じていた主役の米国軍人キンリー役のジェイク・ギレンホールと現地通訳アーメット役のダール・サリム。

よかったなー。
もう一回見たいなー。

ちなみにレイトショーで見ましたが 女子はあたくし一人でございました。

2024/2/26

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