人それぞれの価値観
大阪府の12月15日までの不要不急の外出自粛要請がありました。
感染拡大を少しでも抑えるため、従業員の安全を少しでも考慮するため、高齢者に携わる機会が多いため、うつさないうつらないを少しでも実践する為に、会社としては役員意外のメンバーに関しては、お客様からの要望がなければこの機会に休暇を取得することも促しています。
緊急事態宣言とは異なり、強制ではないのであくまでも会社としても営業を呼ばれない限り訪問をしなくても良いとは話たものの、個人の判断で訪問する担当も居てることも事実です。
吉村知事も話す様に、コロナと経済を向き合っていかないと経済が止まって死んでしまう人も居てる事実もよく分かります。
その反面、感じることもあります。
コロナウイルスに感染した人が身近な存在で居てる人と、居てない人、もしくは僕の周りだけの話ですが若者のとのコロナウイルスに対する危機感が全く異なります。
僕は代表という立場的にも株式会社1983として老人ホームを運営している身でもあるために、五人以上の外食を辞退しています。
会社として、これだけの自粛活動をしていても外食に行く人も居てます。
結局のところ、意味がありません。
半分いたちごっこの様な状態になっている人も居てます。
きっと予約困難店だとか色々な理由があるんだと思います。
こういう人が、感染した場合に従業員全体に感染する場合もある。
会社としても、人間としても責めることもできない。
やるせない気持ちを抱えたままここ数ヶ月を過ごしています。
強制的に止める訳も行かず、信じるしかない状況。
僕の場合は、関東で介護に携わる経営者の二人がコロナウイルスに感染しています。
その時の様子を聞く限りは、本当にすさまじいものです。
経営者仲間の一人に関しては、昨日時点の報告で感染してから10日経過しているという段階で下記の様に述べています。
倦怠感、目の充血、身体の痛み、喉の痛み、下痢、咳、味覚・嗅覚障害、というような症状でした。
不思議なほどにコロコロと症状が変わり、とにかくだるかったです。
今はおかげさまで元気ですが、味覚と嗅覚だけはまだ戻ってきてくれません(泣)
とのこと。
この様な、様子を聞いてもきっと人によっては他人事に感じる人も居てることがこの世の中。
株式会社1983では、仲間の一人がご主人の会社で陽性者がでて、席が隣で濃厚接触対象者になったと連絡があり、陰性の結果が出るまで自主待機しました。
みんな誰も知らないところで、コロナに感染した不安やなんとなくの罪悪感と戦っている人が居てます。
会社で1人目になった人、自分がきっかけで誰かに感染させてしまった人、誰一人悪くない。
誰一人悪くないけど普段の行動が伴っていない人が仮に感染した場合、それは感染するよねってという感覚になるのも事実です。
そういう人も受け入れないといけないのも現実です。
社会人としての自覚になると個人的には思いますが、強制力がないために悩ましい問題です。
1日も早い終息を本当に心から願います。
老人ホームコンシェルジュ 看舎桂太