「単語」はそれなりに知ってるのに、「話せない」を抜け出すためのトレーニングとは???
「英単語はそれなりに知っているはずなのに、なかなか、言いたいことが口から出てこない……」そんな時に、ちょっと試してほしいことがあります!
こんにちは! アラフィフにして、「英語やり直し独習中」の宇野です。
前回の記事で、「スピーキング力アップのために、“独り言英語”をはじめました~!」と書きました。
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で、今週も、引き続き、「独り言英語」をやっているんですが、「もっとサクサク話せるようになりたいなぁ~」と思いまして。
いろいろ調べたり、試行錯誤する中で、あることに気づいたんですね。
それは、
「英語を話す前の“ウォーミングアップ的なトレーニング”が必要だな」
ということ。
何と言うか、料理で言うところの「下ごしらえ」みたいなこと、練習が、いまの自分には必要だなぁ~!と思ったんですよね。
で、そういう視点で、「どうするのがいいかな?」といろいろリサーチをしたところ、
「日本語を“英語化”するっていう練習が必要かも!」
ということに思い至ったんです。
ということで、ちょっと前フリが長くなりましたが、今回はこの、
「日本語を“英語化”するトレーニング=スピーキングの下ごしらえ」
について、シェアしていきたいと思います!
「日本語を英語化する」って、
どういうこと???
「日本語を英語化する」……ちょっと何言ってるか分からない、ってサンドイッチマン状態な人もいるかもなので、フォローをしますね😅
「日本語を英語化する」っていうのは、つまり、
「英語にしやすい日本語に整える」
って意味です。
まさに、「下ごしらえ」ですね~!!!
例えば、「私は昨日、渋谷に映画を観に行きました」って言いたい時(これは比較的シンプルなので、そのままでも言えちゃうかもですが……)
「英語の語順」だと、
「私は観に行きました」「映画を」「渋谷に」「昨日」
ってなるワケですね。
こういう感じで、「日本語の語順」から「英語の語順」に整えておくんですね。
そうした上で、それぞれ、
①「私は観に行きました」➡「I went to」
②「映画を」➡「the movies」
③「渋谷に」➡「in Shibuya」
④「昨日」➡「yesterday」
と変換しながら、話していけばいいってワケです(慣れている人は、①と②はセットでサラッと言えると思います)。
で、これを全部続け言うと、
「I went to the movies in Shibuya yesterday.」
となります。
もうひとつ、例を紹介すると……、
「映画を観に行くの楽しみにしてる!」
と言いたい時。
この場合、まず、「英語の語順」にすると、
「私は楽しみにしてる」「映画を観に行くのを」(「観に行くのを」「映画を」と分けるのもアリ)
という感じになり、これをそれぞれ「英語」にすると、
①「私は楽しみにしている➡「I look forward to」
②「映画を観に行くのを」➡「going to the movie」
となるので、続けて言うと、
「I look forward to going to the movie.」
となります。
こうやって、「下ごしらえ」をしておくと、割とスムーズに話せるような感じがしませんか???
ちなみに、コチラの本には、この辺りのことが、いろいろ解説してありますので、「日本語を英語化する=英語の語順に並べ替える」ということに興味がある人は、ぜひ、チェックしてみて下さい♪
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とにかく、「日本語をシンプルに」する!!!
そして、「日本語を“英語化”するトレーニング」をする上で、もうひとつ、ぜひ、意識しておきたいことがあるんですが、それは、
「ひたすら、日本語をシンプルにする」
ということです!
これは、「日本語のレベルが高い人」ほど、意識する必要があることなんですが、私たち大人は、まぁ、大人ですから、ある程度「レベルの高い日本語」が話せるワケなんですよ。
一方で、「英語のレベル」は、まぁ「小・中・高校生レベル」とか?そんな感じだったりするんです。
つまり、「日本語のレベル」と、「英語のレベル」のつり合いが取れていないってことですね。
だから、「レベルの高い日本語」をそのまま「英語にしよう」と思うと、ドツボにハマっちゃうんです!!!
なので、できるだけ、「シンプル」にするというのが鉄則です!!!
また、「関係代名詞」などを使って、複雑な文章を話そうとするのではなく(もちろん、ムリなくできるのであれば、OKですが)、
「シンプルな短文をつないでいく」
そんなイメージで話すことを意識するのがおすすめ。
また、「細かいニュアンス」なんかは、省いてしまっても、問題なく伝わるものです。
ちなみに、私は今週、『Netflix』で、『大豆田とわ子と三人の元夫』を観ていたんですが、このドラマ、「英語字幕」に対応してまして!
それで、「なるほど、こんな感じでOKなんだ~!」と、いろいろ学びになりました。
その中で、こんな「ナレーション」がありました。
「お祝いしている最中に、口内炎ができていることに気づいた、大豆田とわ子。」
で、これに対する、「英語字幕」が、
「Towako realised she has a canker sore.」
となっていたんです。
「結婚式に出席しているシーン」だったので、「お祝いしている最中に」をまるっと省いても伝わるだろう、ということで、こんな感じの「英語字幕」になったんでしょうね。
逆に言えば、これくらいでも充分、「口内炎ができちゃことに気づいた」っていうのは伝わるって話です(まぁ、「字幕」は「時間」や「文字」の制限がありますから、それもあって、かなりシンプルになっているんだと思いますが)。
この辺りのことは、これまでにも何度か紹介してきましたが、コチラの本が参考になると思いますので、ぜひ、チェックしてみて下さい!
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まとめ
ということで、今回は、
「日本語を“英語化”するトレーニング=スピーキングの下ごしらえ」
というテーマで、いろいろと書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「英語」は「日本語」を介さず、「英語のまま理解するべき」!
という考え方がありますよね。
私も、それはそうだなと思いますし、将来的にはそういう方向に向かっていきたいなと思っています(そして、そのためのトレーニングは積極的にした方がいいとも思います)。
ただ、実際問題、
「いきなり、英語は英語で考えろって言われても、やっぱり難しくてできないなぁ……」
そう感じている人もいると思うんです(私自身も、「英語で考えること」にトライしてきましたが、やっぱり、まだ、ちょっと難しいなぁ~と感じることもあります)。
そういう場合は、今回、紹介したような「下ごしらえ」的なトレーニングをはさみつつ、徐々に「英語で考えること」にシフトしていく、ということでもいいんじゃないかなぁ~と、現時点では感じています。
これからしばらくは、「独り言英語」の前に、「5~10分」、
◎「日本語を英語化する=英語の語順に整える」
◎「シンプルな日本語にする」
といったトレーニングをしていこうと思います。
そんなワケで、最後までお読みいただき、ありがとうございます!
See you~~~✨
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