GLOBAL CROWNと英語教育を考える①
今回の記事では、GLOBAL CROWNが考える「英語教育」についてご紹介したいと思います。教育サービスをデザインする上で、どのような学習モデルに基づいて設計をしていくかは最も重要な要素といっても過言ではありません。日本の英語教育の課題を踏まえて、GLOBAL CROWNがどのように子どもたちの英語学習をフォロー&スキルアップさせていくかについてまとめてみました。
日本の英語教育について
GLOBAL CROWNは日本語と英語の違いを理解できるようになってから、なるべく早い段階で英語教育を始めることが理想的だと考えています。年齢を重ねるほど、羞恥心が出て英語を話すことに抵抗を感じてしまうケースが多いためです。具体的にはお子さまの日本語習得を阻害してしまう可能性などを考慮して、3歳以降が理想的だと考えています。また、「聞く・話す」のような活きた英語を習得するためには、保護者や講師からのケアやモチベーションアップの声掛けが子どもの英語学習において必須と考えます。
英会話学習は言語習得なので、「聞く⇒話す⇒読む⇒書く」の順番で進めるのが最も学習効果があります。幼児が両親の言葉を聞く、真似して話す、絵本などを読む、真似して書いてみる、というステップで日本語を習得していくことをイメージすると分かりやすいかと思います。つまり、日常のなかで自然と「聞く」や「話す」を学ぶことが重要な基礎となり、その後、小学生以降の認知能力が備わってから「読む」や「書く」、さらに語彙力などを伸ばしていくのが効率的です。
これまでの日本の英語教育は、アルファベットを学び、“This is a pen.”などの文章を文法を意識して書くことからスタートしていました。これでは到底話せるようにはなりません。
現在の日本の学校の教育では、小学3年生のタイミングで「外国語活動」が始まりますが、年間35コマ(月3回程度)のみとなっている現状があります。上記の習得順番と同じく「聞く」「話す」に特化しているのは良いのですが、集団授業のためALT講師の発話を真似して終わる程度です。個別コミュニケーションの機会は圧倒的に少ないため、「聞く・話す」の量が不十分です。さらに、中学以降はいわゆる文法学習がスタートするため、総じて「聞く・話す」の場が足りていません。
そのため、オンライン英会話などのICTツールを活用して英語の会話量をもっと増やすべきであると考えています。
では、GLOBAL CROWNの役割は?
GLOBAL CROWNのレッスンを通して英語でのコミュニケーション量が増えるので、「聞く・話す」の基本的なところからスタートし、全体的な英語力向上につなげることができます。さらに、英語が好きな状態を維持することで、学校やそのほかの場での学習効果が高まります。第二言語習得において、最も大事なことは「モチベーション」だという研究結果もあります。まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。
また、年齢を重ねるごとにグローバルな交流がさらに増えていくことが想定されますが、そのタイミングにポジティブな状態で接続できることは、従来の英語教育における根本的な問題(読み書きはできるが聞けない・話せない)を解決できると考えます。加えて、GLOBAL CROWNの根底にあるのは「褒める」英語教育なので、子どもの自己肯定感を増し、「明るく・活発に・自分の意見をきちんと言える」人間形成の場としてもご活用いただくことができます。
日本の英語教育の課題を解決する上でGLOBAL CROWNが特に注力したところは?
多くの講師が在籍する中で均一のレッスンを提供し、学習効果を最大限発揮するために講師の採用基準、選考&育成フロー、講師採用後の講師自身のモチベーション維持、講師向けシステム内の情報伝達に力を入れました。
カリキュラムについては受講者が毎回レベルアップを感じることができ、内容が第三者から見ても理解できるよう指導要領やCEFRと相関性を持たせるレベル設計にこだわっています。保護者への細かいレッスン記録のフィードバックも行っています。
アプリやシステムについては、利用者に負担のないアプリUIUX、レッスン以外でも使える自習教材、予約のいらない時間固定ルール、通信トラブル時の遅延を最大限ケアするサポート機能に注力してきました。
大切なのは「楽しく続ける」ことです。そのために必要な、学びの習慣化・モチベーションの維持・保護者の負担軽減・成長実感など、あらゆる手法をサービスに反映させています。
※CEFR…外国語の習熟度や能力を同一基準で評価する国際標準
GLOBAL CROWNが目指す生徒像
GLOBAL CROWNは子どもたちが「明るく」「活発に」「英語でコミュニケーションをとることができる」状態になることを目指しています。そのため、子どもが英語に対してポジティブに向き合うことができ、自信がつくようなレッスンをを今後も提供してまいります。
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
具体的なカリキュラムの作成経緯や、他社にはない独自の要素については次回の記事でお話したいと思います✨