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[解説と設問を発表]The SDGs Report 2021(5)目標5:ジェンダー平等を実現しよう【英語で学ぶ大人の社会科】第42回 6/5(日)20時@オンライン
SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に向けて英語で議論。
2022年6月の「英語で学ぶ大人の社会科:世界の知性が語る現代社会」のワークショップのお知らせです。「The SDGs Report 2021」の「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」について、英語で議論します。このワークショップの解説と設問を発表します。
2022年6月5日(日)夜20時@オンラインで開催するワークショップは、国連が発行した「The SDGs Report 2021」をもとに、世界の政治・経済分野で大きな注目を集める「ジェンダー平等」について、英語で議論します。チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。
【チケット】
「The SDGs Report 2021」(5)目標5:ジェンダー平等を実現しよう【英語で学ぶ大人の社会科】第42回 6/5(日)20時@オンライン
【銀行振込での申し込み】
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
【ワークショップ】
6/4(土)「SDGs英語ニュースについて語ろう」では経済における女性のリーダーシップについて議論します。これと併せて、6/5(日)20時~はパンデミックを経て、改めて見直されつつある、「女性と経済」「ジェンダー平等」の問題について「The SDGs Report 2021」をもとに英語で議論します。
コロナ、そしてロシア・ウクライナ紛争など世界で危機が続く中、改めて女性の政治・経済におけるリーダーシップが注目されています。また、「新しい資本主義」の考え方のもと、企業統治における女性の役割の見直しが進められ、「ケア・エコノミー」という新たな概念が政策に取り入れられるようになりました。今週の週刊文春「欧州リーダーは天井知らず ヨーロッパ10名の女性首相の素顔」(有料)でも紹介されていますが、欧州では女性議員のクォーター制度をきっかけとして女性の首相が続々登場しています。日本でも「女性大臣の日」があるそうですが、以下の記事は世界の女性リーダーたちのプロフィールを紹介しています。
7月19日は「女性大臣の日」!いま世界で輝く、注目すべき15人
一方、経営の領域でも欧州各国の大半の上位企業は「30%クラブ」の導入により、女性役員を3割以上にするという目標を既に達成しています。現在は、この比率を4-5割へ、さらに、その国で社会の少数派にあたる人種の役員も指名することが義務付けられるようになっているそうです。一方、「日本企業の役員に占める女性割合は10.7%であり、G7の中では最下位」という状況が続いています。本日、出席した日本の企業統治に関するセミナーでも、企業内の多様性の欠如がわが国でイノベーションが生まれにくい原因だとも指摘されていました。
今週の男女共同参画に関するデータ 第35回(令和4年5⽉27⽇掲載)
SDGsの「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」は、このようなジェンダーを理由とした差別による社会の停滞、搾取、不公正の問題を解決するための国連の取り組みです。今回の「英語で学ぶ大人の社会科」はこのテーマについて、以下の報告書の資料を使い、英語で議論します。
「The SDGs Report 2021」Goal 5: Gender Equality: Achieve gender equality and empower all women and girls
今後は、月1-2回、このシリーズの枠内でSDGsの17の目標について2021年時点で「2030アジェンダ」に向けての進捗状況を検証します。
このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
その他詳細は以下のnote記事でご確認ください。
「The SDGs Report 2021」(5)目標5:ジェンダー平等を実現しよう【英語で学ぶ大人の社会科】第42回 6/5(日)20時@オンライン|
解説
先進国の政治・経済分野での女性の地位が向上する一方、多くの国でパンデミックは女性の労働や福祉の向上に負の側面をもたらしました。「The SDGs Report 2021(5)目標5:ジェンダー平等を実現しよう」の章は以下の一節から始まっています。
The social and economic impacts of the COVID-19 pandemic have adversely affected progress towards gender equality. Violence against women and girls has intensified; child marriage, on the decline in recent years, is expected to increase; and women have suffered a disproportionate share of job losses and increased care work at home. The pandemic has highlighted the need to act swiftly to address pervasive global gender inequalities.
児童婚などの途上国特有の問題も報告書で指摘されていますが、先進国にも共通のジェンダー平等にかかわる課題は主に以下の3点です。
The pandemic is adding to the burden of women’s unpaid work while squeezing them out of the labour force(女性の介護や子育てなどの無償労働と労働市場へのアクセスの問題)
Women’s equal participation in decision-making, crucial for COVID 19 response and recovery, remains a distant target (組織の上層部で意思決定にかかわる地位に女性が少ないこと)
Discriminatory laws and legal gaps continue to deprive women of their human rights (女性の権利が法律で十分に守られていないこと)
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