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[解説と設問を発表]女性が経済を主導するとどうなるか【SDGs英語ニュースについて議論する】第17回 6/4(土)10時@オンライン
グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。
「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第17回を6/4(土)10時@オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中の14番目の記事「女性が経済を主導するとどうなるか(What Happens When Women Run the Economy?)」を利用します。この記事はSDGsの目標8「働きがいも 経済成長も」に対応しています。また書籍を持っていなくても記事はWebでも読むことができますので、参加は可能です。このワークショップの解説と設問を発表します。以下新ワークショップの案内です。
ワークショップ第17回「女性が経済を主導するとどうなるか」のご案内
「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの8番目の目標「働きがいも 経済成長も:Promote sustained, inclusive and sustainable economic growth, full and productive employment and decent work for all」です。
“みんなの生活を良くする安定した経済成長を進め、だれもが人間らしく生産的な仕事ができる社会を作ろう”(2025年までに、子どもの兵士をふくめた、働かなければならない子どもをなくそう)
日本ユニセフ協会が作成したSDGsの目標8には主に発展途上国の子どもたちの置かれている状況を想定した「児童労働」や「子どもの兵士の問題」がそのトップに挙げられています。一方、世界を見渡してみると、先進国であっても中流階級が没落し、経済格差が大きな社会問題となっています。なかでも、近年注目と集めているのが「decent work 」の概念です。「だれもが人間らしく働くことのできる社会」を目指すことが、経済成長にかわる新しい政府の経済政策の要になりつつあります。
いわゆる「新しい資本主義」が世界経済フォーラムで提唱され、パンデミックの経て、以前は無償もしくは低賃金の労働とみなされてきたCare Economyの重要性が社会で認識されるようになりました。そんな現代社会の潮流を反映して、国際機関や先進国で女性を経済及び金融分野のリーダーに指名する動きが相次いでいます。IMF,WTO,欧州中央銀行のトップ、そして米国の財務長官は現在、全員女性です。女性が経済政策を指揮すると、どんな変化が期待されるでしょうか。今回は新しい経済と雇用について英語で議論します。ワークショップの詳細は以下の通りです。
日時: 2022年6月4日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ-800円~、チケットサイトでご確認ください。
教材はテキストまたは以下のHPでご確認ください。但し、テキストの内容とHPの記事は全く同じではありません。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。
What Happens When Women Run the Economy?
ワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。
女性が経済を主導するとどうなるか【SDGs英語ニュースについて議論する】第17回 6/4(土)10時@オンライン|Global Agenda
チケット
チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。
女性が経済を主導するとどうなるか【SDGs英語ニュースについて議論する】第17回 6/4(土)10時@オンライン
銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。
解説
近年、気候危機、経済格差の拡大、パンデミックを経て、政治経済の思想やリーダーシップのあり方に大きな変化が見られます。「人権外交」を掲げて、小国ながらEU内で実績を挙げてきた北欧諸国の政策は国連の活動を通じて世界に拡散しました。ここ数年のSDGs及びESGにおける「人権と雇用」意識の拡大は、この人権外交がその基盤の一つになっています。
人権外交とは
欧州では政治・経済分野で権力を行使する立場にある人々の属性に偏りがあることを早くから問題視しており、その是正を進めるために、議員や上場企業の取締役に女性や社会で少数派と見做される人々を含めるクォーター制度を実現させてきました。近年、欧州各国で続々と女性首相が誕生しているのはこれらの取り組みが実を結んだ結果だといえます。
今週の男女共同参画に関するデータ 第35回(令和4年5⽉27⽇掲載)
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