【ファッション・セラピー】カシミアのトップスで上機嫌になる:自分の聖域を作る方法
Light Gray Cashmere Top from GRISAL
コレをオーダーした去年の今頃は、こんな日常を過ごすことになろうとは想像もしていなかったし、カシミアのこのトップを自宅で日常着にするとは思わなかった。
でも、この上質で柔らかな肌触りと着心地に、心の平穏を守られているのだから、御の字。
これも、展示会を見に行ったあの時、デザイナーの方自ら「特別に注文をお受けしますよ」と申し出てくださったおかげ。
人に会わなくても、こんな時だからこそ、家で仕事をする自分が気持ちよく過ごせて、いい状態でいられる為の物ってとても大事。
人に見せびらかしたり褒められる為の服や行為ではなく、本当の意味で自分の為の服や行為。
それに、今こそ好きな格好で仕事出来るのだから、ある意味やりたい放題、万々歳。
今までコンサルティングをしてきて、「どうして好きな格好で仕事をしてはいけないんだ」とおっしゃった方が過去にかなりいらっしゃるけれど、そのような方々、今のこの状況であれば、従来よりも好きな格好ができますよ。さぞ心地よく、仕事の効率も爆あがりなことでしょう。
それはそうと、このCOVID後のこの状況では、自分で努めて上機嫌でいることが大事だと思えてならない。
「ただ単に”ご機嫌”ではなく、”上機嫌”。それは努めて行わないとそうはなれない」と言うようなことを、ある方がご著書で書いていらした。それを読んだのが一昨年。そして今、正にそれを実践する時。
それには、モノやコト一つで、自分の環境を快適にできる。大袈裟かもしれないが、些細なことで「自分のいる場所を聖域にできる」。服は自分を取り巻く一番身近な環境。このグレーのカシミア・トップスは、肌に纏った瞬間に幸せ感が一気に増す。一瞬にして自分の半径1mくらいを聖域にしてくれるアイテムだと言える。
それに、そんな風に自分が上機嫌であれば、一緒に暮らす人、関わる人にとって良い環境を提供できる。そんな、とても当たり前の基本的コミュニケーションについても、この時期に再認識させられている。
そして、今自分を上機嫌にさせられない人が、未来の自分を上機嫌にできることなんてできないと言うことも、ね。