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西半球最高 地上1100フィート以上のスカイデッキで体験する「SKY-HIGH YOGA」: EDGE × EQUINOX

EDGEとEQUINOXが SKY-HIGH YOGAと銘打って、西半球最高 地上1100フィート(335m)以上のスカイデッキで、朝の空気を吸いながら行う「SKY-HIGH YOGA」を開催。

早朝、空に近く、しかも周りに視界を遮るものの無い野外でエクササイズをするのは本当に気持ちが良い。筆者自身、NY PAUSEで外出できなかった間、少し暖かくなり始めた遅い春から屋上でワークアウトするのがどれだけ心地よく、リフレッシュになったかわからない。

現在NYCでは、スポーツジムもビジネス再開になり、室内でのワークアウトもできるようになった。とはいえジムに戻って行っている人はどう考えても少ないだろう。

ワークアウトが呼吸をするのと同じくらい当たり前なニューヨーカー達だったが、そのルーティーンも3月頃から強制的になくなった。それが半年近く続けば、人の日常は変わってしまう。かと言ってワークアウトをやめたわけでは無いというのが最も厄介だ。1週間2週間くらいであれば人は元の当たり前に戻れるが、3週間を超えるとそれが無いことを前提に始めた違う方法に日常がシフトしてしまう。人の日常は3週間あると変えられるのだ。それが、3月のNY PAUSEからスポーツジムの営業再開までかかった時間は約5ヶ月。一旦離れてしまった顧客の気持ちをもう一度向けさせ、少なくとも足をもう一度運ばせるきっかけ作りに、多くのスポーツジムは粉骨砕身のチャレンジをしているとつくづく感じる。

そのチャレンジであり、周囲への分かりやすいメッセージとして、今回のSKY-HIGH YOGAなのだろう。

室内でのワークアウトが許可されたとはいえ、やはり躊躇する人は多い。特に立場のある人、代わりのきかない仕事の人であれば、未だ危険な要素を感じることは、やらない・行かないという判断をする。これはリスク・マネジメントとして当然のことだ。そこまででは無いとしても、不安な気持ちを持ちながら行うワークアウトは、メンタル部分へのマイナスが多いのでは無いかと筆者自身は思ってしまう。

絶対的な判断の方は別として、ギリギリの線が野外でのエクササイズ。その野外で実施しやすいのはYoga。やはりEQUINOX、”西半球最高の高度を誇るスカイデッキで開催”をキャッチに、EDGEの展望エリアでイベントとして開催というのは分かりやすいブランディングであり、PR。

また時期・気候的にも、この野外で屋上という環境での実施がギリギリ決行できる最後のチャンス。

このイベント、「西半球で最も高いスカイデッキでYOGAが体験できる」というその絵面だけを切り取ると、素敵!と思えるのだが、この高さの場所までYogaの為に登って降りてくる(勿論エレベーターでですが)、安全を考慮した誘導でかかるであろう時間、そして着替えをする場所が無いこと、そして朝早くにこの場所まで行くこと、これらをどう自分の中で捉えるか?で価値が変わってくるだろう。

個人的には、機会があれば一度は経験してみてもいいかもと思う。高所が好きなこともあり。ただ、この場所に朝早く行くのがネック(苦笑)。

今回の開催は9月22日、23日、25日で、チケットは既に全部Sold out。

天候、気候によってはキャンセルもあると注意書きにあったが、奇しくもNYはインディアンサマー。夏を惜しみながら、秋の涼しい空気を感じることのできる日程。

ちょっと調べ物があった関係で、NYCのフットネス/スポーツビジネス動向とそのマーケティングやブランディング関連ネタを結構持っていることに気づいたので、少しずつ投稿していこうと思っています。

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