陰と陽、闇と光のある人に魅力を感じる
真っ暗な闇を知っているからこそ、それをはじくほどの強い光を知っている。
闇がない、光だけの人だって素敵だけれど、一定の光じゃ闇を消すほどの強い輝きは作れない。
カーテンにあいた穴から差し込む、ピーンと1本に伸びる太陽の強い光のように。
きっとその穴は、その人が自分自身で切り開いた穴であり、その人の道しるべ。
その空間に舞う埃は、強い光の反射がなければ目には写らない。
たんなる埃だって、強い光で反射したら、キラキラと輝いて美しく見える。
他の人が知らない闇を知っているから、他の人が何も感じないモノまで、美しく写る。
陰と闇を知っている人は、圧倒的な奥深さがあって、色っぽい。
先が見えないほどの闇を経験したからこそ、その闇を照らしきるほどの強い光を持っている。
私はそんな人が好き。