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「To Iさん」文通おたすけ~延々と続くマスク半強制社会に絶望しかけているあなたへ~天理教

実は私も悪い事ばかりに目が奪われる二年間だったんです。」

悪い事①

こんにちは、Iさん。実は私も悪い事ばかりに目が奪われる二年間だったんです。

2020年春、第一次緊急事態宣言を気に、コロナ騒動が本格的に日本に上陸しせっけんしだした時、最初の【悪い事】は子ども(当時は)3人との24時間みっちりとした育児生活でした。

お恥ずかしながら私は、根っからの子供好き、子育て大好き男ではなく、どちらかと言えば独りの時間をこよなく愛する人間で、子どもとの時間は当時、苦痛…とまでは言いませんが、苦手なことであったのは間違いありません。

しかし妻は4人目を妊娠中で、大きなお腹を抱えてやんちゃ盛りの3人を24時間面倒見れる訳がなく、ちょうど働いていたホテルが休館となったこともあり、子守りのお鉢が私に回ってくるのは必然でしかありませんでした。

悪い事②

次に起こった【悪い事】は永遠と続く職場からの「自宅待機」シフト調整でした。

私はありがたいことにも補償が(当時は給与満額の6割)受けられたので、

「補償のない学生にシフトをあげてください」

と会社には言っていたものの、身入りが少なくなるのは必至で、これから4人目も生まれるのに、生活への不安は増すばかり。なのに「自宅待機」は延々続きました

「これではいけない」と副職を探し、リモート社員の応募に受かり、未経験の「インターネット販売」事業に商品開発ならびに広報部員として6か月間、パソコンとにらめっこっする日々が続きました。

「家族を楽に、将来を安心にさせたい」

その気持ちを妻も応援してくれ、私自身、必死のパッチで昼も夜も関係ないくらい仕事に打ち込みました。

結果どうなったか?

6か月後、販売直前のトラブルに見舞われたこともあり、私は過度のストレスから拒食症となり、水分ですらようよう喉を越さぬようになり、体重は激減、形相はクマだらけのガイコツ顔なばかりか、心はもっと瘦せ細り、最愛の妻や子どもたちにも仕事がうまくはかどらない憤りを、手は出しませんでしたが、当たり散らすようになってしまいました。

こんなハズじゃなかった。家族を幸せに、笑顔にしたかったはずなのになんで?

心の中に言葉は浮かべど、イライラは留められず、うっぷんが爆発するたびに妻も子供も怯え、哀しい顔をする日々に、正直もうどう生きていいのか訳がわからなくなりました。

ふたつの太陽

2020年の9~10月頃のできごとです。

毎晩仕事に追われ、午前3時4時まで仕事をして、6時におきては食事もとらずにパソコン前に戻る日々、ついに私の心は折れかかっていました

その日わたしは『2つの太陽』に救われました。

子どもたちを保育園に送り届けた後、仕事場へ戻ろうとする私に最初の太陽、妻が「ちょっと買い物に車出してくれない?」と雨でもないのに、電動自転車でいつもは言っているのに声をかけてくれました。

もうパソコン画面を見るだけでも動悸が上がり、呼吸困難になるほどの精神状態でしたので、正直『あぁ、パソコンみなくてよくなるな』と逃げる気持ちから妻と近くのスーパーまでのショートドライブに出ることになりました。

そこに、2つ目の『太陽』がサンサンと輝いていました

そう、空に輝く
『本物の太陽』です。

『あぁ、お日さんってこんなに気持ちよかったっけかなぁ♪』

薄暗くクーラーの効いた寒い部屋に、何か月もこもりっぱなしだった私が、空の太陽を前に久々にほほ笑んだのを憶えています。

その瞬間、『あぁ、やめよう』と、自らの声がストンと胸に落ちてきました。そして、助手席に座る無言の妻に

私「なぁわて、今の仕事、降りようと思う。ここまで支えて応援してきてくれたのに、すまん」

妻「ぇ?あんなにがんばってきたのに、ほんまにえぇの??

私「うん、なんかやればやるほど、わての目指してきたものが遠のいていく感じで、やめたいねん」

妻「…。そやね、最近のあなた何も食べんで死にそうな感じやもんね。でもホンマにえぇの?

ひどいダンナで父親やってる私をそれでも妻は応援し、最後の最後までも私の夢を支えようと問い返してくれました。

「今までありがとう。わて、元に戻りたい

そしてその日の夕方、妻はおかゆを作ってくれ、私は2~3週間ぶりに喉に固形物を流し込みました。美味しかった

To Iさん

それからです。前回、Iさんにお伝えしたように、【ないもの】ではなく、『あるもの』に目を向けだせるようになったのは。

ワクチンという判断の難しいモノへの対応もありましたが、

『私には妻も家族もいる』
『健康もある』
『少ないが友人もいる』
『(メインの)仕事もクビ切られた訳ではない』
『予定もあり、行ける場所がある』
『なにより、佐藤家代々の命をつないできた、教えがある』

【悪い事】に目を奪われて見えてなかった…いえ、【見てこなかった】『善い事』にどんどん気づけるようになっていきました。

今なお、戦争や食料、エネルギー危機などさまざまな【都合の悪い事】は散見していますが、それを真正面から見続けるともしかしたらIさんも、ちょっと前の私のようになってしまうかもしれません。それは非常にもったいない時間、「命の無駄遣い」になるのではないでしょうか?

だったらあなたに改めて提案したいのです。

【違い】や【悪い出来事】に目を奪われるのではなくて、目の前にある『当たり前』、ちょっとした『善い出来事』、違いではなく他人との『共通点』を見い出す生き方を、私と共にしてはいきませんか?

少なくとも私は、そちら側へ眼鏡をかけ直したことで、あれから2年後の今、これまでにないほどに幸せな、満ち足りた日々を送らせていただいています。

せっかく知り合えたIさんにもぜひ、同じ太陽の下、ほほ笑み合って生きていけたら、と祈っています。

長々と痴話話を書きましたが、何かIさんの今の苦しみへのヒントになれば幸いです。ではまた、お返事お待ち申しています。

佐藤 拝 2023年1月31日(土) 10:14

余談 Iさんとの出会い

Iさんは私より少し年上の(私からすると)お兄さんのような方です。

物静かで飄々(ひょうひょう)としていて気に留めていないように見えてしまう人ですが、その実、優し過ぎるがゆえに傷つきやすく、社会圧、人からの目線に疲れやすい人でもあります。

出会いは一件の電話からでした。

2022年2月某日、教会の電話がなりました。

あるサイトに『マスク不要です。お悩みあればお聴きします。お気軽にお越しください』とこの教会が紹介されていたのですが、今から行ってもいいですか?」

『ぁ!』と思い出したのは、数カ月前に教会長を引き継ぎ、「ノーマスク店舗紹介サイト」なるものに、『今、コロナで苦しんでいる人がたくさんいるはずだから、話だけでも聴かせてもらい、楽になってもらいたい』と登録したのを思い出しました。

「どうぞお越しください。今どちらですか?」
「○○県(他県)に住んでいます。○○分くらいで着けると思います。2年以上続くこのマスク等半強制的な社会圧力に疲れてしまって、話を聴いてもらっていただけませんか?」

2022年2月某日夕方4時ごろ、当教会参道にて

そんな出会いから、メール文通が始まり、他県の方なのですが今までに5~6回お越しくださり、その度にIさんの心境に合わせて

「じゃぁ、今日は教会内でノーマスクでお喋りしましょうか♪」

「今日は小春日和ですし、一緒に近くの森をマスク外して一緒に散歩しましょうか♪」

「へぇ~ハイキングがお好きなんですね!じゃぁ今日は暑さも控えめですし、○○山を登りに行きましょうか♪」

そんな提案をし、かれこれ1年が過ぎようとしています。

2022年6月某日、Iさんと初ハイキング♪

蛇足 ここまでお読みいただいた「あなたへ」

私はこの世に起こることのすべてが、『何を信じるか』という、自分への挑戦状だと感じています。

病気を信じるのか?神様の御守護を信じるのか?
マスクを信じるのか?神様の御守護を信じるのか?
ワクチンを信じるのか?神様の御守護を信じるのか?
【ない】明日に絶望するのか?【ある】今に希望を見い出すのか?

あなたは、どちらの世界で生きたいですか?

私は今、後者を選んで活きています。
楽しみづくめの世界に生きています。

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