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喧々諤々雑音ガーガー

今、電話会議の途中に会議に飽きて、noteを更新することにした。
完全にダメ社員。10人以上が参加する電話会議って生産性が全くないと思う。
しかも「聞こえるかー」「聞こえるよー」を繰り返している。素敵な時間。

最初に集中力がきれたとき(これでも最初はちゃんと聞こうとしていた)、今日ジョギングするコースを考えた。
先週は20度を超える日が多く、ロックダウンが終わったら気持ちよく走れるなと思っていたが、ロックダウンが解除になった瞬間に気温が10度以下になった。日が差すと暖かくなるけど、日陰だと小さく溜息が出るような寒さ。もう冬が終わったって思ってたから。洗い物が終わったと思ってリビングに戻ったら、洗い物が一つだけ残ってた時に出るくらいの溜息。まだ冬物をしまったわけじゃないけど、また逆戻りかーみたいな気持ちになる。ロンドンの長い冬がそんな気持ちに拍車をかける。
恨めしい気持ちもあるけど、ロックダウンが解除された瞬間に(実際的にはほぼロックダウンはまだされている状態)薔薇色の人生を期待するには少し歳を取り過ぎたかもしれない。今日はちょっと厚着をしてジョギングに行こう。ジョギングコースにいる鴨のヒナ達は今日が一番寒い日を経験しているかもしれない。今日はちょっと多めに餌をあげよう。

電話では自分の仕事にちょっと関係あることを話し出した。
せっかく日記を書いているのに思考が引っ張られる。辞書にある「本末転倒」の例文みたいだ。

ヒマ過ぎて、三省堂の新明解熟語辞典を調べてみた。

飲み水を削ってまで耕地を開こうとのお考えは、本末転倒ではありますまいか。
<杉本苑子・玉川兄弟>

辞典を作った人はどうやってこの例文にたどり着いたんだろうか?「本末転倒って言ったら、この玉川兄弟のこの文でしょ!?」ってなのいう感じで、「もちろんご存知」的な感じなのか?
「卵かけご飯には醤油でしょ」っていうくらい当たり前なのか
それとも
「卵かけご飯にオイスターソースをかける」くらいレアなのか判断がつかない。

お恥ずかしい話、今回調べてみて、ボクは杉本苑子も玉川兄弟も初めて知った。

電話ではようやくみんなが言いたいことを言い終わったようだ。
僕もそろそろ出かける準備をしよう。

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