《読書日記》【蹴りたい背中】綿矢りさ
《あらすじ》
私はクラスのはみ出しっ子。どこにいても上手く馴染めない。じっと教室を見つめてみると、あいつもクラスののけ者だ。何を考えているのかわからない不気味な男子・にな川。ひょんなことから彼と話すようになったが、実は彼にはびっくりするような秘密があって…?意地悪すぎる好奇心、いつだって哀れなものを見るのは快感なんだ。127万部のベストセラー、芥川賞受賞作、ここに降臨!
《なぜこの物語が〝事件〟なのか知りたかった》
全体を読んで、思う。本当に19歳が書いたの?自分が弱者