INDIE Live Expo2022で紹介されてたゲーム遊んだよ
ご無沙汰です。Steamのウィッシュリストが増大する日、インディーライブエキスポを観ました。今回は「既に発売されているゲームを紹介する日」「これから発売される日」の2日間に分けられ、非常に見やすかった。面白そうなゲームで、現在デモ版が遊べるものをピックアップしました。
ナツノカナタ
パンデミックが発生した世界で一人旅をする少女と通話することになるテキストアドベンチャーゲーム。夏空とスマホを持つJKの姿。青春を感じる組み合わせとパンデミックというヘビィな状況のバランスがなんとも不思議な雰囲気を醸し出している。
こういうパンデミック系の物語は出会った人々と共同体を作って協力するのが鉄板。けれど、主人公のナツノはひとりでいることを好む。それは一人の方が気楽だから。でも、同時に寂しさも感じている。そんな複雑な乙女心を電話越しに感じなら、世界の謎を解き明かす。決して爽やかな旅路ではないけど、「この状況だからこそ」センチメンタルな気持ちにさせられる。そんな不思議な作品。
現在アーリーアクセス。今年の8月には完成するそうです。しかも無料。
DRAINUS(ドレイナス)
突如発表&発売された新作横スクロールSTG。『Touhou Luna Nights』『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』のTeam Ladybugが制作。エネルギー弾を吸収して反撃するシステムが特徴的。動画がうまく撮れずスクショは無い…。2Dドットのような3Dのような描写から技術力の高さがうかがえる。
手に入れたエネルギーで武器を買って戦況に応じて付け替えられるのも遊びやすさがあっていいですね。かなり手触りが「アクションゲーム」っぽい。
オートセーブ方式なのでゲームオーバーで最初からやり直し、コンテニュー無しで真エンドみたいな要素が無いのでSTGに抵抗のある人にも薦めやすい(たぶん)。
ただ、インディーゲーム全般に言えることだけど、演出としてよく使われる「画面揺れ」の頻度が半端なくて、小さな弾を見失ったり、画面酔いするのでON/OFF機能は欲しい。
イハナシの魔女
叔母に祖父のいる沖縄に引っ越して暮らせと言われ、いざ行ってみたら祖父は夜逃げしたあと。なんなら叔母夫婦も夜逃げして無一文家無し保護者無し中卒となった不幸な少年、西銘光(にしなひかる)が主人公のアドベンチャーゲーム。路頭に迷っているところに出会った「リルゥ」という不思議な雰囲気の少女(こちらも不法滞在)と共同生活をすることになる。
人生のどん底みたいな状況なのに、主人公が逞しい性根をしているのが面白い。ただ過去になんやかんやあったんだろうなぁと匂わせしてる。
現在体験版配信中で今年夏にリリース予定。導入部分の二人が共同生活をしているところで終わるので、今後のストーリー展開が気になるところ。
スーパーバレットブレイク
詳しくは知らないのだけれど、サービス終了したスマホゲーを買い切りゲームとしてリメイク?した作品らしい。元のゲームは引っ張って敵にぶつけるゲームだったのが、こちらではデッキ構築型のローグライトに。主人公に加えてゲームの中で女の子(バレット)もボイスがちょっとあったりで意外に豪華…?
ちょっと触ってみた感じではけっこう難しめな設定で、敵の攻撃が強くてすぐ死んでしまう。わりとガチなゲーム。
なんかすげぇ既視感ある構図の女の子たちがたくさん出てくる。
少し前にサ終したDMMのブラウザゲーがクラウドファンディングで買い切りとして復活した『政剣マニフェスティア』なるゲームを耳にしたことがあるけど、今後こういう「一度終わってしまったものを手元に残る形で復活させる」試みも増えていくといいなと思ってる。