パフォーマンスを最大化する立ち方とは
普段何気なく立ってる時って、足の方には意識がいっていないと思う。
ふと足に意識を向けてみると、
自分が立つために使っている力は案外余分にかかっていて、
無駄が多い。
無駄に力を入れていると当然、その分だけ疲れることになる。
もちろん、なるべく体力を温存してその日一日を過ごしたいもの。
そのためには、必要最低限の力で立てるようになる必要がある。
じゃあ、立ってる時に使ってる筋肉を緩めるためのワークか何かを行うか?
リラックスのためのエクササイズ本でも買うか?
実は、その必要はない。
問題の根本はどこにあるかというと、
筋肉をメインに使って立ってしまっているということ。
立つためにメインで使うべきものは筋肉ではない。
勘の良いあなたならもうわかると思うが、
立つ時に重要なのは骨。
骨を使って支え、立つことがとても重要。
骨を使わずに筋肉で頑張って立っている人は結構多い。
それは見てるとなんとなくわかる。
筋肉を使って力を込めた動きというのはブレが大きく、違和感としてこちらに伝わる。
また、筋肉を使ってブレながら行う動作というのは、
制御がきいていない状態なので非常に危険。
自分の意図しない動きをしてしまうことがある。
自覚なくヨロめいたり、
足全体が硬くなった状態で地面を踏んでしまって股関節を痛めたり
それに対して、骨を使って立つと
支えに乗っかっているだけの状態になるので、ブレもせず、コントロールがしやすくなる。
特に力を大して使うこともないので負担も少ない。
なので、筋肉メインではなく骨をメインとした立ち方はおすすめ。
骨を使えば余分な力を使わないだけでなく、
骨密度が上がり、丈夫な骨を維持することもできる。
骨を使って立った方が何かと都合が良い。
膝下からくるぶしにかけての骨は二本ある。
腓骨と脛骨。
腓骨は外側にあるちょっと細めの骨。
脛骨は内側にある太めで頑丈な骨。
この頑丈な脛骨をメインに体重をかけて腓骨や筋肉は補助的に使った方が負担が少なくて済む。
この辺のことを考えていないと、
ついつい腓骨に体重をかけてしまって、
その周りを補うように無駄に筋肉を付けてしまいかねない。
そして自分に余計に負担をかけてしまって体力を無駄に消費してしまい、
パフォーマンスが下がる。
立ち方一つとっても、油断せず気を配った方が良い。