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普通のシングルマザーがフェスを夢にする-音楽と共に歩んできた no.1《プロローグ》
プロローグ
私はレゲエが大好きな、普通のシングルマザー。
ダンス?シンガー?
いや、アーティストではない。
私の日常は毎朝子供を起こして
ご飯を食べさせることから始まる。
その間に水筒を準備し、
ほったらかしの着替えたパジャマをかき集め、
また寝っ転がってしまった息子に声をかけ、
娘の長い髪を結び、
「いくよー!」の号令をかけて
一斉に車に乗り込む。
車のエンジンをかけて、
スマホから音楽を繋ぐ、裏打ちの音楽。
20年間、飲食業界で働いてきた。
長年住んでいた関西を離れ、
山陰地方のカフェで働いている。
いわゆる「Iターン」ってやつだ。
この業界は、一般的に人が休んでいる最中に
働く仕事。
人が楽しいひとときを過ごす瞬間を
サポートできるとてもやりがいのある
仕事であると同時に、
業界の慣例として長時間、重労働、
なかなかハードな仕事でもある。
メニュー決め、買い出し、仕込み、
片付け、掃除、計算・・・
表から見えない裏の部分が大半だ。
といっても今、私は料理だけを
仕事にしているわけではない。
20年間のほとんどをこの業界で生きてきた
私は、音楽のライブイベントを
主催したりもしている。
なんでこんな状況になったかというのは、
私と音楽の向き合い方は
自分の生きてきた過程とともに
変化していったことから、
人生のストーリーに触れながら
記していこうと思う。
私が「音楽」と共に歩んできた軌跡を。
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あとがき
はじめまして。
山陰のミュージックバー&カフェで働く
シングルマザー、ひろみです。
次回からレシピやおすすめの音楽を紹介しながら
UPしていきたいと思います。
よろしくお願いします!