ねぇ そっちに行っても良い?
まだダメだよ
何度も何度もやり取りした
何度も何度も断られた
最後に
君の手 好きだからさ
その言葉がずっと耳の奥に
残っている
だから
まだ自分の手を手放せない
君が教えてくれたこと
まだやり残してる
嫌いな世界で
僕の手は必要とされている
必要とされなくなったら
君に会いにいく
だからそれまで
待っててね
そんなに長くは
待たせないから
でもさ
やっぱり思うよ
君の声が聴きたいって
君の声で
手が好きって言って欲しいよ
僕にそう言ってくれたのは
君だけだからさ
会いたいよ
夢でいいから
#詩 #散文 #命日