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選考離脱を防ぐためには「電話」を使うこと

私が企業様のお悩みを聞いていると
結構な割合で出てくる問題が「選考離脱」です。

・応募が来たけど途中でメールが途絶えた
・面接当日にドタキャンされた
・面接後に連絡が途絶えた

これは今の時代だからこそ起きている問題であると言えます。

「何が原因」「どう対策すれば良いのか」
この2点をしっかりと押さえていきましょう。

栁澤航希(Yanagisawa Koki)
■動画編集/SNS運用を通して、企業の「採用」「集客」をサポート
■新卒で人材業界に入社
⇒採用コンサルとして、50社以上の採用課題を解決
⇒70名以上の採用を「無料媒体のみ」で達成
■少子高齢化が進む現代で、売上向上のための採用に限界を感じる
⇒「映像」を使った集客や採用活動の手助けを行う
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①現代で選考離脱が増えている原因

選考離脱が増えているのには、現代ならではの理由があります。
まずはこちらを押さえていきましょう。

Ⅰ.「有効求人倍率」の問題

まずはこちらをご覧ください。

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0301.html

こちらは「有効求人倍率の推移」になります。

※有効求人倍率とは
 企業がハローワークにエントリーする仕事の数(有効求人数)÷働きたい人の数(有効求職者数)
で算出。
 有効求人倍率が1の場合は、企業が募集する仕事の数(有効求人数)と仕事を探している人の数(有効求人者数)が同じなので、均衡が取れた状態。              
 有効求人倍率が1よりも大きくなるほど、求人に対して応募が不足した状態。
 1より小さい場合は、企業の求人に対して仕事をしたい人の数が多い状況なので、就職希望者は定職につくことが難しい状況。

https://jp.indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%BA%83%E5%91%8A/c/info/what-is-an-active-opening-to-application-ratio

現在の有効求人倍率は、
「1よりも高い状態」がずっと続いています。

言い換えると、
「求職者1名に対して、求人が複数用意されている状態」となっています。

このことから、
「並行して行なっていた選考が上手くいったので、他の選考は止めてしまう」
ことでの離脱が増えていると言えます。


Ⅱ.「連絡手段」の問題

もう1つの理由がまさに現代と言えます。

こちらのアンケートをご覧ください。

https://linestep.jp/2024/01/07/survey-sns-mail/

こちらは「よく利用するツール」の調査になります。

「LINEの利用」を主にしている方が、
メールの2倍以上いることが分かるかと思います。

https://linestep.jp/2024/01/07/survey-sns-mail/

ちなみにこちらが男女別の調査です。
「特に女性の方がSNSを使うことが多い」ことが分かるかと思います。

普段からメールを見る習慣がないため、
「選考の連絡を見逃してしまう」ことが多くなっていると言えます。

▫️選考離脱が増えている要因
・1人に対して求人が複数あるため、他の選考が決まった瞬間に選考離脱されてしまう。
・普段からメールを見る習慣がないため、選考の連絡を見逃してしまう。


②選考離脱を防ぐために

上記のような選考離脱を防ぐために、どのようにすればよいでしょうか?

今回のタイトルで「電話」を使うようにという書き方をしておりますが、
正しくは「電話+メールのハイブリッド」になります。

「メールを送った直後に電話を入れる」

この方法の徹底が必要になります。

メールを必ず挟む理由は下記になります。

・文書の形で証拠を残すため
・求職者が確認をできるようにするため

ビジネスにおいては、文章としての証拠を残しておくことは重要性が分かるかと思います。

では、求職者が確認できるようにするためとは
どういうことでしょうか?

https://corp.neo-m.jp/report/investigation/life_030/

こちらは「物忘れ」に関するグラフになりますが、
7割が「物忘れをしてしまうことが時々ある」と回答しています。

口頭で伝えるだけ伝えたとしても、
「実際に覚えておけないのが人間」だということです。

また、こちらの円グラフをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000041309.html

このアンケートでは、
5割の方が「働きながら転職活動をしている」と回答しています。

そのため、電話のみだと
「すぐにメモができない環境」にいることも多いです。

結果的に、メモが取れずに
電話での内容を忘れてしまうということになります。

【選考の伝達手段】
メールを送った後に、電話で内容を伝える。



本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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