試合の9割はポジションで決まる
こんにちは!
選手とGKコーチを繋ぐ、まっさんです😊
この記事に出会って下さり
ありがとうございます🤗
そして、
僕のnoteに出逢って正解ですよ🙆♂️
僕は「憶測」で話をしませんし「実証結果」から生まれたモノしかお伝えしないのでかなり再現性が高い内容になっています。
このnoteの読者さんの中からnoteを読んだだけで「選手が自主的に行動できるような」コーチング力が上がるnoteにするのが目標で
コツコツ空き時間にnoteを書いています。
ちょっとしたことでもゴールキーパーや指導、伝え方のヒントを得ていただけたらとても嬉しいです!!
前回の投稿はこちら↓
・ポジショニングがどうしてもうまくいきません。
・何を意識したらいいのかわからない
・ポジションがめちゃくちゃずれてる時が良くあります
・どうしてもコースを与えてしまいます。
などなど、
僕が主宰しているGKだけのコミュニティ(略称GKVC)ではポジショニングで悩んでいる選手が多いみたいです。
ポジショニングとはつまり、ピッチ上の自分の位置に対して、相手にシュートの選択肢を完全に消すための技術になってきます。
極論を行ってしまえば、相手のスーパーシュートを除くとして、ベストなポジションを取る事ができれば、相手から打たれるシュートに対して、一歩、もしくは倒れるだけでシュートに届く事もできますし、
身長が〜
と悩んでいたとしても、身長に応じた適切なポジショニングをするだけでも、相手からみたゴールの大きさも大きく変わってくるのです。
しかし、、
客観視されたり、頭の上から自分の位置を見る事ができれば、ベストなポジショニングをすることはできますが、ピッチに立っている僕たちGKの見る視点は「平面」ですので、なかなか上手くいかなくなるGKは多いです。
このような悩みに共通する原因としては「感覚でしてしまっている」というのもあるのですが「ズレない…ズレない…。」と意識してもなかなか克服することはできません。
その理由とは何を意識するのか?という「基準」を知らないからです。
ポジショニングの3つの要素
ゴールを守るための最適なポジションは3つの要素で決まってきます。
①とんがり二等分線の間に立つ
②味方DFを含むボールホルダーの状況
③シュートを打つ相手FWの状況
この3つの要素がポジショニングの際に重要になってきます。
もちろん、色んな意見もあると思いますが、今回はあくまでスタンダードのお話をシェアしていきます。応用が知りたいあなたは、GKスキル大百科で詳しく解説しますね💡
とんがり二等分線の間に立つ
これはどういうことなのか?ということを説明すると。
ポジショニングの際に、ボールとゴールを結んだ延長線上にたちつつそのボールと、ゴールの左右にあるポストを結んで作られる三角形の間に立つようにします。
そうすることによって、相手のシュートコースの選択肢を少なくすることができ、GKにとっての失点リスクを軽減することができます。もちろん、この三角形の間に立つことも大事ですがシュートが飛んでくる前に
ゴールエリアとペナルティーエリアの角、PKスポット、ペナルティーアーク、ポストなど動かない物体をチラッと見て、自分が今、どこにいるのかも把握して常に自分の位置を確認していくことがポイントです。
この部分がベースとなりますが、土のグラウンドでトレーニングする場合が多い、部活動ですので、こういった物体が地面にないのがほとんどだと思います。
ですので、トレーニングでは極力、マーカーコーンなどを利用して、ピッチの上に各ポイントを設置して常にトレー二ングを行なっていきましょう!
もちろん、FPとの合同練習で、シュートを受ける際にも、各ポイントを作るべきです👌(そこは監督と応相談)
味方DFを含むボールホルダーの状況
相手選手がどのような状況なのかを考える必要があります。
相手選手は左に寄っているのか
右に寄っているのか
利き足はどっちなのか?
ボールはどこに置いているのか?
それによってもGKのポジショニングは変わってきます。
また、味方DFの状況も考えなければいけません。
もしも、あなたの味方選手が相手FWに対して、基本的にはファーのコースを消してくれていると思います。コーチングも(中を切れ!)と指示を出していると思いますが、そのような場合、中心線にポジショニングするよりかはニアに寄ったポジショニングがベストです。
このようにして、相手と味方選手の状況を把握しながらポジショニングをします。
まぁ、サッカーのゲームは常に動いていますので、「この時はこう!」では無いからこそ、二等分線だけで完結する事なく、それを基盤として応用しないとね!と言う感じです!
シュートを打つ相手FWの状況
これは相手の目線などがどのような状況なのかを把握してポジショニングをします。ルックダウンをしてボールを見ていればGK側の状況を目で確認していないため、さっと間合いを詰めると良いです。
ですがもし、相手FWがルックアップをしてこちらのポジションを確認できる状態であれば、相手がファーストタッチをする瞬間にバックステップをして、距離を稼ぎます。
その理由としては、ルックアップしている相手選手のシュートコースを消すことができるからです。
もちろん、相手との距離を稼げば守備範囲が広がるメリットもありますが、もう1つのメリットは頭の上を越される心配が減ります。
また、ボールへの反応時間も稼ぐことができるので、ステップを踏む時間や身体を倒して反応する時間なども確保することが可能です。
・ルックダウン=距離を詰める
・ルックアップ=後ろに下がる
状況を見定めて、どこにポジショニングするべきなのかを判断することが重要です。
というのが、基礎基礎のポジショニングについてのお話でした。
9割とか大げさだろ、、って思われるかと思いますが、実際問題、届くはずのボールも小さなズレによって、ステップが必要になったり、
または、ダイナミックに見えるスーパーセーブも、ガチの適切なポジションであれば、倒れるだけで十分だったりもするはずです。もちろん、相手のスーパーシュートに対してはリスペクトすべきですが、
まずは、セービングの飛距離とか以前に、ポジショニングを極めて見るのはいかがでしょうか?
本日はここまでです!
「これが絶対」というよりかは、日本のサッカーの為にも、もっと議論をし、疑問を抱き、改善策を共に考えていきたいと思いますので、ツッコミがあれば、連絡ください。
今日のお話があなたにとって
お役にたったらとっても嬉しいです!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!!
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