ビックセーブを連発できる”3つの構え方”
こんにちは!
選手とコーチを繋ぐ、まっさんです😊
この記事に出会って下さり
ありがとうございます🤗
そして、
僕のnoteに出逢って正解ですよ🙆♂️
僕は「憶測」で話をしませんし「実証結果」から生まれたモノしかお伝えしないのでかなり再現性が高い内容になっています。
このnoteの読者さんの中からnoteを読んだだけで「選手が自主的に行動できるような」コーチング力が上がるnoteにするのが目標で
コツコツ空き時間にnoteを書いています。
ちょっとしたことでもゴールキーパーや指導、伝え方のヒントを得ていただけたらとても嬉しいです!!
前回の投稿はこちら↓
正しいポジションを取ったら、今度はシュートに対する”構え方”です。
”構え方”もまた、『準備』に属していて、次の『アプローチ』につなげる重要なメソッドとなっています
”最高の準備”は、”最高の結果”をもたらします。
というのも、
良い結果には必ず「良い原因」があり、悪い結果には必ず「悪い原因」があるからです。「7つの習慣」の著書である、スティーブン・R・コヴィー博士の言葉を引用すると
「我々は、自分の行動を変えることができるけど、行動から生まれる結果は変えることができません。私たち人間が支配できるのは、自分の行動だけです。行動から生まれる結果は【原則】によって支配されています。」
だだっ広い農場を思い浮かべてください。
そこでは1つのトマトを育てています。
しかし、野菜は嘘をつきません。
甘くて美味しいトマトを作るために、良い肥料を使って、定期的に水を与えて、栄養素を奪っていく雑草や、葉についた虫を1つ1つ手で取ることで自分が目指している「甘くて美味しいトマト」が出来上がりますが
これらの工程をサボればサボった通りの野菜ができるということです。
頭の中で想像してみてください。
仮に、美味しくて甘いトマトを作る際に10つの準備と工程があるとします。
この10つの準備をしっかりと行い、その工程を工程通りにしなければ、自分が求めているトマトはできません。
10の準備と工程があるのに、トマトを作る際に7つの準備と工程しかせずに
①:3つの準備と工程をやらなかった時
②:10つの準備と工程を行なった時
①と②ではどのようなトマトが生まれるでしょうか?
もちろん、①の場合の「トマト」は味も質も落ちます。当たり前ですよね、。。
一方で全ての準備と工程を行なった、②のトマトに関しては、求めている甘くて美味しい仕上がりとなり、素晴らしいトマトが生まれるということです。
つまり、甘くて美味しい野菜を作りたければ、その為に、必要な準備や仕事があります。
①と②、この2つを
「するのか」
「しないのか」
この決断は僕たち人間ができますが、「決断」し「行動」した先にある「結果」を僕たち人間には左右することができない、ということ。
つまり「結果」は必ずしも「なるようにしかならない」という事です。
だからこそ、最高のパフォーマンスをするためにもGKとしての準備要素になります( ̄∀ ̄)
もう、トマトの話をし始めて、何ぞのことかサッパリかもしれませんが、
話を元に戻しますと、
”最高の結果”を生み出すためにも、”最高の準備”をしなければいけません。
GKの準備とはつまり、
・ポジショニング
・構え方
これが『準備』の全てです。
では、シュートに対する構え方はどのようなものがあるのか?もちろん、体格や骨格によって個人差はあると思いますが、シュートに対する基本的な構え方は大きく分けて3種類に分けます。
①高重心の構え方
②中重心の構え方
③低重心の構え方
構え方からステップワーク、更にはダイビングへ移行するためにも、この構え方の最高の準備を今日は皆さんと共有できればと思います!
はい、やっと、本題です。。笑
スタンダードの構え方
まずはスタンダードして、基本姿勢に関してのお話をしますと、
ありとあらゆる動きに対して、
自分が最も効率的に動ける
姿勢を維持していきます。
数学でいう、足し算、割り算、掛け算、引き算、、のようなイメージですね。この四則演算があって初めて、連立方程式を解けるように、基礎の基礎の基礎基礎の部分になってきます。
ここから相手の状況変化(カットイン、ドリブル、パスなどのアクション)によって構えを微調整して行きます。
自然体でかつ、相手の変化に柔軟に対応できるように、自分が最も効率よく、ありとあらゆるアクションを起こせる構えを取ります。
そこから、場面に応じてここからお話ししていく姿勢へ変化していくという感じですね。
ポケモンでいう、夢特性”変幻自在”のゲッコウガのように、、
高重心の構え方
高重心の構え方のメリットとしてシュートに対応できるだけでなく、スルーパスや、ドリブル、逆サイドの展開などの動きに最適な構え方になってきます。
この構え方のポイントは適度に全身がリラックスしていることです。肩の力を抜き、やや前傾姿勢で、頭は固定する。よく言われる「自然体」です。
(これはリラックスしすぎ)
でも前傾姿勢になりすぎると重心が下に下がってしまい『中重心』となってしまいます。重心が下がってしまうとスルーパスや、ドリブル、逆サイドの展開などの動きに柔軟に対応することができなくなってしまいます。
もしも、前傾姿勢からアクションを起こそうと思うと、一度、高重心になるために身体を伸ばしてもう一度動き始めるという手間が発生してしまいます。
まとめると、高重心の構え方は
・やや前傾姿勢
・前後左右の動きも対応できる
・自然体で緊張をしない
この3つのポイントが大切です。
中重心の構え方
中重心の構え方のメリットは打たれたシュートに対して早く対応することができます。
中重心の構え方は
・高重心よりも体を縮ませて
早く飛ぶ動作に移れるように構えることです。
高重心よりも縮んだ状態です。もちろん前傾姿勢で重心のバランスを整えています。
例えば、PKの時を想像してみてください。この時にサイドステップを踏んでから体を沈めてセービングをするのは難しいと思います。
そんなことしていたら、その間にゴールネットが揺れてしまいます。。
バスケの選手もそうですよね。
体を一旦、伸縮してから、真上にピョーンと飛んでると思います。
これがGKのダイビングもそうです。縮んだ状態を挟まなければ、大きく飛ぶことは難しいのです。。
中重心の構え方は、大きなステップを踏むのではなく重心を貯めるバネのような感覚です。
このバネをさらに半分に緩めたり、状況に応じてもっと縮めて遠くに飛べるように構えたりします。
要するに中重心はシュートに対する万能な構え方です。
構え方のバリエーションを『距離』や『角度』『DFのプレッシャー』や『ボールホルダーの状況』それらによって柔軟に変化させます。
まとめると、
中重心の構え方は最初からちょっと身体を縮ませて構えます。ジャンプ動作など、大きく動かすためには一度、縮ませないといけないからです。
先に少ししゃがんでおき、ボールの軌道を目視したらすぐに身体を伸ばして飛ぶ動作に入る。
これが中重心の構え方です。
低重心の構え方
低重心の構え方は間合いが近い時に利用します。
ボールに対して近い目線をもって、切れるシュートコースにできるだけ早く入ります。
この時、大切なのは重心をできるだけ低くすることです。中重心よりも更に低い位置です。
具体的には、ボールに手を伸ばせばすぐに届くような位置まで重心を下げ身体近くのボールにアタックが手足で反応できるようにします。
低重心の構え方で気をつけなければいけないのは「前傾姿勢」を保つことです。
もし、この低重心の構え方で重心が後ろになってしまうと、そこからボールにアタックするのは難しいです。また、後ろへ倒れてしまいます。
それを避けるためにも、常に「前傾姿勢」を意識してボールが来た瞬間に手足を出せるようにします。
じゃあ「前傾姿勢」をどのようにするのか?
前傾姿勢を保つためには「腕を身体よりも前に持ってくること」がポイントです。
少し肘を曲げるくらいがベストです。角度でいうと120度〜160度の間くらいかなぁ〜と思います!
まとめると、低重心の構え方は
・前傾姿勢を保つ
・身体近くのボールに手足で反応する
・腕を身体の前に出す
この3点を押さえてくださいd( ̄  ̄)
構え方は準備の1つです。しかしこれは”ポジショニング”の能力と密接な関係があります。
究極論、最高のポジショニングを行い、相手の選択肢をこれでもかってくらい、かき消すことができれば、あとは一歩横に倒れていくだけです。
もちろん構え方が極度に変であれば、見直さなければですが、、
”ポジショニング”と”構え方”判断のベースとしてセットにして、知識にぶちこんでいきましょうd( ̄  ̄)
ポジショニングに関しての記事はこちらにまとめています。
そして、もっと言えば、GKスキルの解説記事は、、
スマホが一流GKコーチに大変身する「GKスキル大百科」のごく一部を引用しています😁
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「これが絶対」というよりかは、日本のサッカーの為にも、もっと議論をし、疑問を抱き、改善策を共に考えていきたいと思いますので、ツッコミがあれば、連絡ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今日のお話がお役に立てると嬉しいです( ̄∀ ̄)
「子供たちに想いを
伝えたいだけなのに…」
もう伝え方で消耗するの
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