大久保佳代子さんに女優賞を『浜の朝日の嘘つきどもと』
こんにちは
クラちゃんです。
映画館が大好きです。
今年は映画館に行って観る本数がやや減っていた。
いや、昨年も行きたくても行かれない
期間があったので減ってきて。
なんなら無職になったので1日2本以上観るのはもったいない
#体験として
#そこまで忙しくない
#公開も少ないし
理由はこんなどこでしょうか
東京に住んでいるからいつでも行かれるし、みたいな甘えもあるかも。
#永遠などない
浜の朝日の嘘つきどもと
週に1から2本くらい、それでも普通の人よりは多いけど気分で観たい順番を決めて昨日は『浜の朝日の嘘つきどもと』を観てきました。
舞台は福島県南相馬に現在も実在する映画館。
館長は閉館を決めて、大事にしていたフィルムを燃やしていたところに1人の女性が訪ねてくる。
訪ねてくる、というより押しかけてくる。もう健康ランドのオーナーに売却を決めたはずの映画館を立て直すとクラウドファンディングを始めたり近所の人を巻き込んだり。
彼女は自分が映画好きになったきっかけ、自分を生かしてくれた高校の先生との約束を守りたいのです。
映画はタナダユキ監督のオリジナル脚本を高畑充希さん主演で映画化したものですが、観てから知ったのですが実はドラマが1本あってこの映画はその前の話。こちらも機会があれば観たいです。
この話は先生が肝
潰れそうな映画館を立て直そう、舞台は311で人生が変わった方も多い福島。先生の恋人は…と、ひとつのテーマだけで1本づつ作品が撮れそうなくらいてんこ盛りだし、ちょっとエピソード多すぎそうになるところですが、圧倒的な存在感で話をまとめた人がいました。
オアシズの大久保佳代子さんが演じた高校の先生。
芝居は圧倒的に高畑充希さんがお上手ですが、予告を観た時に「ふーん、大久保さんだ!」程度の印象が、
「大久保さんに助演女優賞を!」と思うくらい良いのです。
大久保さん
私は本当に同世代で、なんなら『めちゃイケ』も大好きだったので当時スルッとめちゃイケレギュラーになった大久保さんは大好きです。でも贔屓目無しで観てもよかった。
どこから切っても深刻で心配な話。ずっと心配だし、辛かっただろうと思うと涙の話に。
エンタメ的には「笑ってはいけない」になりそうな話をぐっとリアルな視線に下げてくれて、時に、いやかなり笑わせてくれます。本当の先生だったら失格な部分もあるかと思いますが。
#立ち入り禁止の屋上でタバコとか
「もっと人生は自由で楽しいもの。大丈夫だよ!」
って口には出さないけど彼女の生き方が見せてくれるのです。ダメも含めて。
映画館は私たちに必要で人生を生活を癒してくれる場所。あの先生も映画館みたいな場所だったと。
#人だけど
最後、本当は悲しい場面で笑わせてくれて、1番のピンチでは助けてくれました。
テレビで見せるややギリギリのパフォーマンスは彼女のまっすぐな仕事っぷりなんだなと。
リアルなアラフィフ。たまにしか会えないけどちょっと似た友人がいます。
ではまた
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