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スイカとフェタチーズのサラダ

7月も半ばを過ぎ、ここアテネもセミの声がにぎやかになってきました。
セミの合唱を聴きながらスイカを食べていると、日本の夏を思い出します。ギリシャ人的には、ギリシャの夏の風物詩なのでしょうけど。

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スイカの食べ方というと、日本では塩をふりかける人がいますね。ギリシャでは、スイカやメロンはフェタチーズと一緒に食べたりします。
トルコや中東でもフェタチーズに似た白チーズをあわせるので、東地中海辺りの食べ方なのでしょう。うちのギリシャ人は嫌がるのですが、特にスイカとの組み合わせは、私は好きでよくやります。

スイカとフェタチーズをサラダにしたものは、最近日本でも割と知られるようになってきているようで、ネットでもよく見かけます。国としては、ギリシャ以外にトルコのエーゲ海地方やイスラエルが挙げられているよう。

はっきりとした起源はよくわからないのですが、スイカとフェタチーズをサラダにしたものは少なくとも90年代には見なかった気がするので、ギリシャにおいてはモダンギリシャ料理というカテゴリにあてはまると思います。

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私はスイカのサラダが好きで、スイカとフェタチーズが同時に家にある時は必ずと言っていいほど作るのですが、昔ながらのシンプルな食べ方に回帰したい気分の時も。スイカとフェタチーズをただ交互に食べたり一緒に口に入れるだけなのですが、このシンプルさがいいのですよ。

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また、こんな風に重ねてフィンガーフードとして出しても。フェタチーズを大きめに切ってしまいましたが、特に塩気が強いタイプの場合はもうちょっと小さい方がバランスがいいです。

最後に、スイカとフェタチーズのレシピをご紹介します。玉ねぎはお好みで。入れる場合は最初に軽くマリネしておくと辛味が減り味もなじんでおいしいです。

スイカとフェタチーズのサラダ

材料:(1人分)
スイカ...200g
フェタチーズ...30g
赤玉ねぎ(好みで)...少し
レモン汁...大さじ1/2
オリーブオイル...大さじ1
塩、こしょう...適量
スペアミントの葉...適量

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材料欄は主材料2つをトップに置きましたが、もし玉ねぎを入れる場合は先にこちらを準備してください。

玉ねぎは控えめな量を薄切りにしてボウルに入れ(上の画像よりもうちょっと少なめでいいです)、レモン汁、オリーブオイル、塩、こしょうを加え混ぜ、10分ぐらい置きます。フェタチーズに塩気がありますが、ベースとして少し塩が入った方がバランスがいいと思います。

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スイカは種をとって一口大に切ります。

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フェタチーズは小さめの角切りにするか、粗く砕きます。

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スイカとフェタチーズ、刻むかちぎったミントを加え、ざっくり和えます。必要なら味をととのえてできあがり。


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