ビールが進む!ギリシャのタベルナ風ズッキーニのフライ
みなさんは、揚げ物好きですか?
油の処理や掃除が面倒で、家では作らないという人も多いかと思いますが、自分で作ると軽くていくらでも食べられるので(←危険)うちはかなり気軽に揚げ物を作っています。
今日ご紹介するズッキーニのフライも、よく作るお気に入りのひとつ。ギリシャのレストランでも定番で、タベルナ(大衆的なレストラン)やメゼドポリオ(居酒屋)へ行くととりあえず注文するという人も多い人気メニューです。
小麦粉の衣をつけただけのシンプルなものですが、ヨーグルトのソースとの相性が最高でお酒もすすむおつまみです。この時期はよく冷えたビールと一緒に、ギリシャのズッキーニフライいかがでしょう?
ズッキーニのフライ(コロキサキァ・ティガニタ)
材料:(2人分)
ズッキーニ...1本
塩...適量
薄力粉...1/2カップ弱
ベーキングパウダー(あれば)...小さじ1/2程度
揚げ油
ギリシャヨーグルト...1/2カップ
おろしにんにく...小1かけ分(好きな方はもっと入れていいです)
塩、ミント...適量
ズッキーニは5mm厚さぐらいにスライスします。斜め切りにしてますが、輪切りや縦スライスなどお好みで。軽く塩をして、5~10分程度置きます。
その間にソースの準備をしておきましょう。ギリシャヨーグルトにおろしにんにく、塩、ミントを加えソースを作ります。ミントは、ギリシャではスペアミントを使います。生ならみじん切り、乾燥の場合は揉んで細かくして加えます。これは使うまで冷蔵庫で待機。
袋に薄力粉とベーキングパウダーを入れて混ぜあわせます。ギリシャではオールパーパスフラワー(中力粉)をよく使いますが、日本ではグルテン少なめの薄力粉で。粉はお好みでコーンスターチを混ぜてもいいです。胡椒を加えたい場合、これも粉に混ぜておきます。
ここにズッキーニを少しずつ加えていきしっかり粉をまぶしつけます。お茶碗か小さなボウルに冷水を入れておきます。
天ぷら鍋か深めのフライパンなどに揚げ油(癖のない植物油か軽いオリーブオイル)を入れて熱します。油はそんなにたっぷりなくてもいいですが、深さ2~3cmぐらいあると揚げやすいです。
菜箸を入れて泡が出る程度に油が熱くなったら、粉をまぶしたズッキーニを用意した水にさっとくぐらせて油に落としていきます。
すごく油がはねるのでは?と心配になるかもしれませんが、普通の揚げ物程度なので恐れないで下さい。粉を一瞬水にくぐらせることで、薄いパリッとした衣になります。
きつね色に揚がったら、油を切っておきます。残りもどんどん揚げて、熱いうちにヨーグルトソースを添えてどうぞ。
ソースはきゅうり入りのジャジキもよく合います。
MEMO:なすでも同様に作れます。バリエーションとして、仕上げにチーズ(パスタにかけるようなタイプ)を少しふりかけても。