イベントついでに…海浜幕張曇天旅
旅を愛する捻くれ者、じゃんろぶと申します。
今回は幕張で行われたイベントのついでに海浜幕張駅周辺旅してきた。
その様子を絵日記風にまとめていこうと思う。
少しでも性癖に刺さる人がいますように…。
まず今回の旅の前に、オートモビルカウンシル2022にやってきた。
このイベントは世界各国のクラシックカーが集まり、眺めたり実際に購入することもできるイベントだ。
車のイベントではあるが、見る層も限られていて、落ち着いているイベントなので毎年来てしまう。
昔はオートサロンや東京モーターショーにも行っていたが、人酔いがきつく治安も良いとは言えない。
なので最近訪れている車のイベントは専らオートモビルカウンシルだけだ。
このイベントのもう1つ素晴らしい点は地元、千葉のコーヒーロースタリー等の露天が会場に出店していることだ。
コーヒーやレモネードが売られていた。コーヒーを飲みながら名車を眺められるなんて、なんて贅沢なのだろう。
イベントにも満足したところで幕張メッセを出発。
天気は曇天で、お世辞にも良い天気とは言えないが…。
海浜幕張駅横のアウトレットを抜け、県立幕張海浜公園にやってきた。
駅名とは逆なのでややこしいが、立派な都市公園である。
一風変わった休憩スペースを横目に進む。
すぐ近くに日本庭園があるらしいので、そこを目指すことにした。
だが、イベントを楽しんだせいもあり、懐具合はギリギリだ。
入場無料なら見てみることにした。
曇天ながら、光がすり抜ける竹林がとても良い雰囲気だ。
曇りの日の写真は緑色を入れるだけで華やかになるものだ。
先に進むと石畳が見えてきた。雰囲気がよさげなので入ってみる。様々な草花が適度に配置されていてとてもわびさびを感じる路になっていた。
ただ、意味ありげな竹柵も見えてきた…嫌な予感がする。
たかが200円だが、無職の学生には貴重な200円だ。入園料を節約するために庭園の周囲をぐるっと歩いてみることにした。この花畑は無料で見ることができた。
この池も無料で見ることができた。
流れ落ちる滝や池に泳ぐ鯉の様子が長野などの遠くの山に言った気分になれた。
とはいえ、振り返るとビル群が見渡せる。すっかり忘れてしまっていたがここは海浜幕張の臨海地帯なのだ。
庭園の縁をぐるっと歩いていると、庭園を見渡せるエリアがあった。つくづくこの庭園は貧乏人に優しいと感じた。
奥にはホテルザ・マンハッタンが見える。これぞ海浜幕張といった光景だった。
庭園の縁をある程度歩いた。
どうやら海を眺められるスポットが近くにあるらしい。
リゾート地のような眺めを陸橋から眺める。夕日が沈むときに来てみたいと思った。
幕張の浜を目指して公園に入る。
グラウンドではサッカーの練習をしていた。 サッカーは見ないのでよく分からないが、立派なグラウンドなのでレベルは高そうな感じだった。
それにしても高層マンションだらけだ。
最上階よりの住民はこの公園と海が一望できると考えたら羨ましい。
「幕張の浜」という文字が見える。ワイキキビーチには行けなくてもマクハリビーチがすぐ近くにある。
期待に胸を膨らませ、防風林の中を進む。
ついにたどり着いた幕張の浜。
東京湾の向こう側にうっすらと横浜のビル群を望むことができた。
源頼朝もかつて真鶴から千葉に逃れたように、意外と距離は無いのかもしれないと感じた。
後ろはうっそうとした防風林、前は東京湾の大パノラマ。
大きな街の近くにこんな癒しの空間があるとは私は知らなかった。やはり、気になったら行ってみるのが正解であると再認識できた。
しばらく黄昏ていると曇り空を引き裂いて斜陽が美しい姿を現した。
今まで海浜幕張はイベントの時に幕張メッセに向かう程度の街であった。
しかし、改めて散歩として歩いてみると、以外にも緑地空間がちらばっていて、癒しの空間にあふれている街であることがわかった。
やはり実際に歩いてみないと街の魅力はわからないものだ、それを今回の旅で思い出すことができて良かった。
予定の電車まで少し時間があったのでロッテリアでブレイク。
朝からのイベント、そして散歩だったので生き返る。
海浜幕張は幕張メッセの街だったが、時間があったら今日のような素敵な景色を見つけに行くのもよいだろう。
そう思わせる景色が確かに海浜幕張にはあった。
それでは、次もまたどこかでお会いしましょう。
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