90歳の日本最高齢のフィットネスインストラクター!?
先日、「徹子の部屋」を観ていたらナント
90歳のフィットネスインストラクター女性
が出演していて、とても驚きました!
記事があったので、ご紹介します。
(婦人公論.jpより引用)
〈7月13日の『徹子の部屋』に登場!〉引き
締まった体が話題の「筋肉ばあば」こと瀧
島未香さんが運動を始めたのは、なんと65
歳。美と健康を追い続ける原動力とは――
筋肉は、鍛えると同時にゆるめることも大切
87歳でフィットネスインストラクターとし
て活動し始めて、約3年が経ちました。
今はコロナの影響でジムはお休み。通常月4
回のレッスンが、月1回60分間のオンライン
レッスンに切り替わりましたが、相変わらず
体は毎日動かしています。
一日の運動は、夜明け前に始まります。
朝4時から自宅の周りを2時間かけてウォーキ
ング&ランニング。
朝走るとさわやかで気持ちがいいし、何より
ごはんがおいしいの。
今はジムに行けないので、午前中は家事の時
間。洗濯や掃除をしていると、すぐお昼にな
っちゃう。昼食は、午後の運動に影響しない
ように「バナナ+ヤクルト」などで軽くすま
せます。
午後は筋トレ。
その日の気分で今日は背中を鍛えようとか、
ダンベルをやろうとか決めて、大体1時間く
らいかしら。そのあとは、筋トレと同じく
らい時間をかけてストレッチ。
最後にフォームローラーを使って、足裏か
らふくらはぎ、ずうっと上の肩甲骨までほ
ぐします。筋肉は、鍛えると同時にゆるめ
ることも大切なんですよ。
トレーニングが終わると夕食の準備。
栄養たっぷりの献立を考えて、全部手づく
りしています。お酒は毎晩ワインを2杯。
赤も白も大好き。
お風呂のあとにストレッチをして布団へ。
ぐっすり眠り、4時間後に自然に目が覚め
ます。
深い睡眠がとれているのでしょうね。
毎朝気分よく起きることができます。
とまあこんな一日を過ごしているわけです
が、運動というものにまったく縁のなかっ
た私が、90歳の今、これほど健康的な生活
を送っていようとは。
人生って、ホントに何がきっかけでどう展
開するか予想がつかないものですね。
夫に「太ったな」と面と向かって言われ
私が運動に出合ったのは、専業主婦29年目、
65歳のときです。
若い頃はスリムなほうだったのに、子ども
たちの手が離れて時間ができた頃から太り
だして、ついには15kg増。
ある日、夫に「太ったな」と面と向かって
言われてしまいました。
娘たちにも「顔がまんまるだね」「背中の肉
がすごい」と追い打ちをかけられて(笑)。
「太ってないわよ」と言い返したけれど、
いや、太ってるんですよ。
お腹の肉が邪魔でお風呂掃除ができないし、
愛用のジーンズのファスナーが上がらないし。
そんな私を見るに堪えなかったのか、夫がス
ポーツジムへの入会をすすめてくれました。
それまで運動なんてしたこともなければ、
したいと思ったこともなかった私です。
でも、ものは試しと「一日体験入会」をし
てみたんですね。
で、体を動かしたらなんだか気持ちがよく
て、「私に合ってる」とピンときたの。
それで翌日に入会しました。
これが今につながるすべての始まりです。
最初は軽い運動から始めて、少しずつ種類を
増やしていきました。
マシンを使ったトレーニング、ダンベル、チ
ューブ、ダンス系も。
体が動くようになるとますます楽しくなって
、気がつけば週1回の休館日以外は、朝から
夜まで毎日通うようになっていました。
65歳で初めてわかったことですが、私は運動
するのが大好きだった。
そりゃ、楽しいですよ。
だって一所懸命鍛えれば、体は確実に変わっ
ていく。
階段を上るだけで息を切らしていた私がスイ
スイ家事をこなせるようになるし、体が締ま
ってきれいになれば、もっと嬉しい。
お風呂に入るとき、鏡に自分を映して効果を
かみしめたりもしました。
女ですからね(笑)。
とはいえ体を壊したら元も子もないですから
、無理は禁物。
運動の強度をいきなり上げたりせず、楽しめ
る範囲で体を動かし続けました。
その結果、5年で体重を元に戻すことができ
たのです。
体重が戻ったとき、家族は私を見て「やせて
素敵になった」「きれいだね」とほめてくれ
ました。やったー、と思いましたよ。
でも夫は、もう当たり前になっちゃったのか
しら、最近はなんにも言ってくれませんね。
87歳で突然のインストラクター・デビュー
なんでもやってみるものだなあと思ったのは、
ジム通い5年目に水泳を始めたこと。
金づちなのに、インストラクターさんにすす
められると興味がムクムクと湧いてきちゃっ
て。
それに、筋トレで疲れた体をほぐすのに水泳
はぴったりですから、毎日泳ぐようにしたん
です。飛び込みも教えていただいたし、肺活
量も増えるし、いいことずくめで嬉しくなり
ました。
それで70歳を過ぎてからマスターズの水泳大
会に出て、クロールと平泳ぎで大会新記録を
出しちゃった。
私は泳げない人生を送るはずだったのに、
こんなことになるなんて信じられません。
さらに79歳のとき、筋肉はあってもヨガで
バランスがうまくとれないことに気づいて。
体幹を鍛えるため、パーソナルトレーニン
グに通うようになりました。
そこでは、「上半身を逆三角形にしたい」
「ブラジル人みたいにプリッとしたお尻に
したい」などの希望に合わせてメニューを
組んでいただけるの。
毎日朝から夜まで運動をするのではなく、
私に必要なぶんだけの運動で、体をつくっ
ていきます。
肩甲骨や背骨、股関節を整える「タキミカ
体操」は、そのトレーニングの中でトレー
ナーの先生と一緒につくりあげたものです。
この先生にある日突然、「今日はインストラ
クターをやってもらいます。
マイクをつけて」と言われたときは、びっく
りして目が点。
もともとタキミカ体操は毎日自分でやってい
たし、87歳の私が話すと説得力があるって言
うんです。
最初は断ったのですが、「絶対にできます」
と励まされて。
イヤだあ、と思いつつ、結局マイクをつけて
45分間、生徒さんの前に立って「タキミカ体
操」のレッスンをしました。87歳、これが私
のインストラクターデビューです。
やってみたらね、「あ、私に向いてる」と思
っちゃった(笑)。ジム通いも水泳も、やっ
てみたら向いていたでしょう。
インストラクターもそうだった。それ以来、
生徒さんに教える活動を始めました。
自分で体験してきて思うのですが、自由に
動く体を持つことの喜びは本当に大きい。
腰やひざに痛みを抱えている方は少なくな
いと思いますが、毎日5分歩くだけでもいい
んですよ。
小さなことでも、確実に筋肉はつきます。
遅すぎることはない。
私自身、運動を始めてから歳なんて関係な
いと思うようになりました。
私は入院歴も通院歴もなく、歯も骨も丈夫。
毎日が楽しくてたまりません。
でも65歳のとき運動に出合わなければ、私
はぶくぶくに太った体を抱えたまま死んで
いたかもしれない。
それに、こんな話をすると真面目で頑張り
屋な性格なのだろうと思う方もいるかもし
れませんが、昔はいっさいそんなことなか
ったんです。何かに挑戦したいという考え
すらなかった。
運動が人生に大きな喜びと幸せを与えてく
れたのです。その素晴らしさを少しでも多
くの人に伝えられるよう、まずはインスト
ラクターとして47都道府県をすべて回るの
が目標。
世界中の人たちも元気にしたいですね。
「筋肉ばぁば」の瀧島さんの笑顔と鍛えて
引き締まった体は、素敵でした♪
観た人は、全員勇気をもらえたと思います。
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