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日本人は農耕民族の暮らしに近づけることが自然なライフスタイル。

食の欧米化が進み、ハンバーガーを食べたり、フライドチキンなどの揚げ物を日常的に食べています。

食生活が欧米化しても、その中の全てが悪いとも言い切れません。

逆に良質な栄養をとれていることで日本人の平均寿命を延伸できていると思います。

寿命が伸び、
良質な栄養が摂れ、
食べたいものはほとんど手に入れることができる。

仕事はほとんどデスクワーク
休みの日は家でゴロゴロ
運動なんて何年もやってない。


このようなライフスタイルが普通になってできたのが糖尿病です。


平安時代から糖尿病はあった!?

「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることのなしと思へば」
この和歌で有名な藤原道長。

藤原道長といえば、栄華に満ち溢れた生活をしていたことで有名ですね。
美酒美食に明け暮れて、運動不足になっていたそうです。

思い起こせば高校の日本史の先生が、
「藤原道長は、うまいもんばっかりくって、この時代には考えられないほどの贅沢をしていたそうだ。」
と言ってたのをおもいだしました。


藤原道長は中年すぎから、脱力感や喉の渇きが強くなり、目が見えにくくなったり、傷が治りにくくなった。などの症状が出てきたということがわかっています。

この症状からいえばまさに糖尿病。


ここで学ぶべきことは、
食の欧米化など関係ない。
食べたいものを食べ、
運動をしないのは糖尿病に近づけてしまう。
ということです。


炭水化物が糖尿病の原因だ!は、本当なの?


平安時代といえば、ハンバーガーはありませんね。
どんな物を食べて糖尿病になったんでしょう?

庶民がアワやキビなどの雑穀を食べていたのに対し、
貴族のメインは白米だったそう。


それじゃあ、白米は糖尿病の原因だ!!

と、思う人もいるかと思います。

それに対しての反論を少しだけ。
江戸時代は町民は米ばっかり食ってます。

どのくらい食っていたかというと、1日5合です。

いや、衝撃的!
1人5合て!!

それで糖尿病が流行ったかというとそうでもなく。
(というか、ビタミンB1欠乏症の脚気が流行る。)


米がメインなのに、全然食べてない日本人

米を主食とする日本人ですが、
世界で見ると、世界196か国中日本は50位。

一位はバングラディシュの473gで、
50位の日本は119gです。

米1合が150gなので、1日に1合も食べていないということです。


こう考えると、
日本人は全然白米食べてないのに、糖尿病になるのはなぜ?

となりますよね?


労働しなくてもいい時代になったのが一番の原因


平安時代も江戸時代も、日本人のメインのお仕事はコメ作り。

日中はせっせと外で働いていたのです。


糖尿病の治療は、
・食事療法
・運動療法
・薬物療法
この3本柱です。

薬物療法は糖尿病になった人が行う治療なので、未然に防ぐには
食事と運動。

これしかないです。

でも、いくら食事療法を頑張っても、
生きるためには絶対に食事は必要です。

運動はどうでしょう?

現代人は極限まで活動を減らすことができていますよね?


食事がうんぬんの前に、体を動かす習慣ありますか?

ちょっとした移動に車つかっていませんか?

ちょっとしたことでも運動する習慣をつけてくださいね!



という事で、今回の記事はこれまで。

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