好きは
言葉なのだ
好きは
もっと違う
毎日
気になって
本当は
毎日
どうしようもなく
それは何かないと
言葉には
ならないのだけれど
でも
もう
僕なんかと
思うのだ
その瞬間
言葉の中では
好きも
なにも
もう
ただの意味のない
暗号だ
好きなんて
もう言えない
好きでも
言えない
それは
不思議なくらい
怖いくらい
発したら
自分の人生を全部
そこに賭けないと
と思ってしまう
そんなことは出来ない
わかっている
悶々と
いい歳こいて
詩を書いて
そこに
なにを書くのか
わからなくなり
今
夜中に酔っ払いは
訳のわからないことを書いてしまう
きっと明日
後悔するのだ
大馬鹿ヤロウ
お前は大馬鹿ヤロウだと
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2022年に詩集を発行いたしました。サポートいただいた方には贈呈します