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時に恋愛が自分を奪う

恋愛をするといろんな感情と症状が生まれてくると思います。
今日はその中で私がヤドカリ病と呼んでいる症状について書きます。
(ヤドカリを悪くいうのではなく、殻に閉じこもるという姿だけで名付けてますので悪しからず。)

私は付き合っている人がいますが最近諸々あり、そのタイミングでやっと
「ずっと嫌われないように、って無理していた」ということに気づきました。

いろんな気持ちを与えてくれる恋愛

お付き合いをしていると心から好きになったからこそ
「嫌いになられたくない」「振られたくない」「離れたくない」
という思いが生まれると思います。そしてそのために頑張ってしまいます。

でもそれと同時に
「私は今までのまま、何も変わっていない、むしろ今までより頑張ってる」と思ってきます。

「離れたくないしこれからも一緒にいたいからこれだけ努力してる」と思っているからどんどん余裕がなくなります。
だからちょっとしたことにもイライラしてしまい、結局相手に八つ当たりしてしまい、自己嫌悪に陥り。。。という負のループを招いてしまうことに気づきました。

相手のことしか頭にないから、どんどん視野が狭くなり全く余裕がなくなり、
自己嫌悪から自分に自信もなくし、本来の自分の姿を見失ってしまう。

これを私は恋愛のヤドカリ病と勝手に呼んでいます。

ヤドカリ病は双方にメリットなし

ヤドカリ病は結局「相手に依存」というような意味合いですが、
自分も本来の自分を見失ってとても心がしんどくて、
相手もこちらの余裕のなさや依存されていることを感じ、居心地が悪くなる。
結果的に別れてしまうという選択になる可能性も大いにあると思います。
でも突然別れを切り出されたヤドカリ病の本人は自分の状態に気付かないため
何がいけなかったのか、とさらに自己嫌悪に陥ってしまうことも考えられます。

(「考えられます」とか書いてますが、これは私の話なので当事者が語ってます)

誰かと付き合うとは

原点に立ち返って考えてみると、お互いが好き、という気持ちになって付き合い始めたのだから、
その時の自分を好きでいてくれたということで、不安になる必要はないんだなと思いました。
(当たり前ですがなかなか気付くのも難しいものです・・・)

だから、自分に自信を持っていつもの自分でハッピーに生きていることが、
相手が自分を好きになってくれた私だし、本来の私のはずだから
そのままの自分でドンと構えて生きてるだけでいいんだなと感じてます。

とはいえ、Love is blind とよく言いますが、本当にその通りで自分のままで変わらずいる、ということは難しいことなんだとも思います。
ただヤドカリ病に気づけるかどうかでも、心の持ち方が全く変わる気がします。

そして、周りに友人がいることをいつでも忘れたくないなと思います。
素晴らしい友達がたくさんいて話を聞いてくれる人がいる、その場所は本当に大事にするべきもので、当たり前だと思ってはいけないものだとしみじみ感じます。

ですがここで書いた気持ちは、人のことを心から真剣に愛しているからこそ生まれる悩みや症状だと思うので、そこは何よりも自分の気持ちに誇りを持ちたいなと思います。



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