見出し画像

7インチ盤専門店雑記581「七夕に思う 」

7月7日、七夕、たなばたですね。星空を見上げる機会がそんなに多いわけではないものの、帰宅時のバス停ではしょっちゅう月齢を確認していたりします。天文年鑑を買う程度に星を眺めるのは好きですが、どうしても夏は冬に比べて空を見上げる機会が少ない気がします。如何せん東京の江東区に暮らしていますから、どの季節も見える星は数少ないんですけどね。冬は大好きなオリオン座がいつも見えていて、それだけで嬉しいんです。赤いベテルギウスと青白いリゲル、そして三ツ星はどんなに条件が悪くても、晴れている限り見えますからね。加えて左下の方にあるおおいぬ座のシリウスはもっと明るいので、実にわかりやすいですしね。昔は三ツ星の下にM42と馬頭星雲あたりがもやもやと見えていた記憶はあるのですが…、流石にそこまで求めるものではないでしょうか。

さて、今日は皆さん星に関する曲などについて書かれるのでしょうか?私は普段あまり季節感のある記事を上げることが少ないので、たまには書いてみるかと思い立ったものの、…何?「星に願いを When You Wish Upon A Star」ですか?「Fly Me To The Moon」ですか?ストーンズの「Star Star」?レインボーの「Starstruck」に「Stargazer」ですか?マドンナの「ラッキー・スター」…、「Star Spangled Banner」じゃ面白くないですかね。クラシックだとホルストの「惑星」は大好きなんですけどねぇ、…案外思いつきませんねぇ。…「惑星」に関しては昨年「元気が出る曲特集」というイベント絡みで書きましたねぇ…。ホント、好きなんです。

気分的にジャズだったんですけど、そうするとキース・ジャレットの「星に願いを」になってしまいそうで、ちょいとフツー過ぎるから何か他にはと考えたとき、「Star Eyes」好きだったなぁとなりました。…でもこれも以前に書いた気がするなと思って検索してみたら、…出てきましたよ。2年ほど前に倒れて結構ヒドい怪我をした時に書いたものでした。…あの時は頭も打って、目から星が出ましたね。

嗚呼、存在を忘れていたわけでもありませんが、チャーリー・パーカーの「Star Eyes」好きでしたね〜。時々こういうヘタなロックより好きな曲に出くわすから、ジャズもやめられないんですよ。7インチ盤に絞って遊んでいるくせして、その挙げ句に7インチ盤でジャズまで聴いているのは、こういう曲があるからなんですよね〜。長尺演奏ではなくて、みごとに3分半で纏め上げているんです。まあ7インチ盤専門店をやっているくらいですから、短い曲が好きなんです。…冗長なのが好きじゃないと言うべきですかね。3分半芸術の最高峰、78回転時代の制約がある中で如何に上手く纏めあげるかに腐心している演奏が好きなんです。この曲に関しては、別テイクもあって、パーカーの演奏に関しては甲乙つけ難しですが、今となってはワンホーンの未発表音源だった方がスッキリしたアレンジで好ましいような気もしてしまいます。…ごめんマイルス。

あれこれ星に関する曲について書こうなんて、私の文章力というか文章作法では無理ですね。短く簡潔に纏める努力をしてませんからね。昔の音楽家を見習わなくちゃいけませんね。

あ、ちなみに、「Star Eyes」についてが「案1」でして、「案2」はレインボーの「Stargazer」でした。先日お店でチョイと聴きまして、爆音で聴くとコージー・パウエルのドラムスが気持ちいいんですわ…。でもね、せっかくの七夕ですからねぇ…。ちょいとウルサイかもですね。…悪しからず。

ヤッホーイ!!やっぱりキモチいいですね~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?