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7インチ盤専門店雑記754「サンライズ・パーティー…」

ジャーニーが来日しておりましたな。武道館2Daysですか。まだ人気はあるようで何よりです。私も昔は大好きなバンドでした。ニール・ショーンがデカいアフロだった頃は、本当に夢中になっておりました。あの人ギター上手いですからねぇ。あれも一種の天才だとは思いますが、ライヴでもミスタッチとかありませんよねぇ。もの凄い技術だとは思います。

ジャーニーに関しても、産業ロック関連のイベントなどやっておりましたから、夏前頃は随分集中して聴いておりました。スティーヴ・ペリーが加入して大ヒットを連発したわけですから、あの人選は間違っていなかったのでしょうが、まあ好き嫌い別れるヴォーカルですよね。あのハイトーン・ヴォイスは凄いと思いますけど、私の周辺ではやや劣勢です。ジャーニー自体はお好きという方が多いとは思いますけどね…。

先般来、ジャーニー関連でスティーヴ・ペリーのヴォーカルをかけるとして何がおススメかと考えたとき、「Don't fight it, don't Fight it」というフレーズが出てきて、何だったっけ?となっておりました。ジャーニーじゃなかったらスティーヴ・ペリーのソロだったっけ?とかいろいろ考えておりましたが、なかなか見つけられず、「おかしいな~」と悩ましいおもいを数か月続けておりました。ここにきてようやく見つけましたよ…。

はっきり言って、CBSソニーのケニー・ロギンスの担当ARに文句が言いたいところです。ケニー・ロギンスの「Don't Fight It」、これですね。Kenny Loggins with Steve Perry名義でした。そして、これの邦題が「サンライズ・パーティー」と言います。…何でやねん!! 何がサンライズ・パーティーやねん?B面も「The More We Try」が「風はセンチメンタル」ですぜ!! …ひどくないですか?いやあ、80年代になって徐々にヘタな邦題をつけないようになっていくわけですが、中にはあるんですよ、ホント、こういうのが。…ひどくないですか?ありえね~~~。

まあ、なかなか思い出せなかったことの腹いせみたいな記事ですが、このシングルを持っていたはずだよなぁと思って探してしまったんですけど、これまたなかなか見つけられなくて、ようやく100円ボックスの中にいるのを見つけましてね。…自分が悪いんですけど、何だか余計に腹が立ってしまいましたよ。結構好きな曲だったのに、なんで100円ボックスに入れてますかね?自分でも分からないというか、売れなさそうというイメージでしたかね?

まあ、アタマの中で鳴り響いていたこの曲のヴォーカルは間違っていなかったのですが、よくぞそこに気がついたというか、「あれはニール・ショーンのギター・サウンドじゃない」というところに行き着きましてね。スティーヴ・ペリーだけどジャーニーじゃない曲ということで探し始めたら、あっという間に出てきました。如何せん80年代のケニー・ロギンスってめちゃめちゃ多忙というか、リリースしまくりでしたからねぇ。全制覇とかありえね~という印象で、はなっから諦めているアーティストでしてね。ロギンス&メッシーナが大好きだったもので、決して嫌いな人ではないんですけど、…売れ過ぎましたね。「フットルース」に「トップガン」ですからねぇ…。まあ、80sですよ。間違いなく80sの音ですね。今さらに少し高めの値札に付け替えておきましたけどね…。

あ、ちなみに、この滅茶苦茶上手いギターはニール・ジェラルドですね。パット・ベネターのところのギタリスト、パット・ベネターの旦那さんですね。…あと、「インディ・ジョーンズ」の鞭の音を使ったとかいうトリビアがある曲でしたね…。

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