![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70306313/rectangle_large_type_2_2676b7b43d9d275280ba938471b3defd.jpeg?width=1200)
さらまわしネタ帳020 - 時短要請
GINGER.TOKYOは入り口を入って右手がメインのスペースでキッチン側、音楽好きの方が楽しめるようにレコードが置いてあります。販売もしています。反対側の左手の窓辺のスペースが本好きの方が楽しめるようになっています。いずれもオーナー高山の趣味を反映したスペースであることは同じです。
キッチン側は現在12席、窓辺側が10席あるのですが、稼働率の高いお席とそうでないお席があるのは容易に想像がつきますね。最も人気があるのは、窓辺のカウンター、しかも両端のお席だと思われます。お一人様が座りたがる席No.1で、時々カップルも座っているというところです。確かに他のお客さんを気にしないで長居できます。
右端には若いビジネス・パーソンを想定したラインナップの本が寄せてあり、左端はマンガやラノベ等まったりしたい人向けの本が山積みになっています。…真ん中は各賞受賞作品や本屋大賞ベスト10入りの本などが並んでおり、図書館でも待ちが凄いことになっている本を中心に並べているわけです。
個人的には右端のお席が最も居心地よいわけですが、ここらにある本を眺めているのは、現在の自分にとって必要な時間にもなっています。どうもインプット過多だったこれまでの自分が、ここにきてアウトプットの量も増えておりまして、バランスがとれてきたということが大きな理由の一つ、若い社会学者さんたちの発信が、思いのほか自分の考えとリンクすることがあり、日本も捨てたものではないなと思えることも理由の一つになっています。ここで本を眺めているだけで、結構イライラがおさまるというのもあります。最近の感染拡大状況でまた酷くイラついた日々を送っておりますからね。
![](https://assets.st-note.com/img/1642659243055-TdPkfG6MxR.jpg?width=1200)
結局「粘っても無駄だよ」という考えになったら店はたたむと思うんですけど、今はまだこういった部分で時間を無駄にしないでいられるので、インプットと同時にアウトプット量も増やしていれば、老後の時間をぼーっと過ごすよりはいいかという判断ですね。直ぐに結果は伴ってこないとは思いますが、長い目で見れば時間を無駄にしていないと思えるのではないか、と。そう思えるうちは頑張ろうというわけです。
飲食店のオーナーさんは皆さん似たような苦労を抱えていると思います。ただ飲食店をやっている理由や背景は、皆さんそれぞれ、まちまちなわけです。似たような考えの人に出会うかと思っていましたが、お店を始めて2年もしないうちにその部分は諦めました。自分がヘンなのかもしれません。何せ飲食店をやっているという意識が薄いもので、付加価値の部分に特化し過ぎているのかもしれません。まあ自分の場合はそちらがやりたくて店を造ったので、仕方がありません。よく勘違いされるんですけど、食育とか飲食関連で人と繋がりたいとかいった考えはまったく持ち合わせておりません。
さて、売上げもかなり落ち込んできましたし、そろそろ正念場かもしれませんが、もうひと踏んばりですかね。今回のまん延防止等重点措置の期間中、2月5日には開店7周年に到達するのですが、お祝いどころではありませんね。まったくもって残念です。
![](https://assets.st-note.com/img/1642660491248-v0eQuuU2GW.jpg?width=1200)