7インチ盤専門店雑記428「マッカートニーのレアなところ」
繰り返しになりますが、ビートルズにはあまり思い入れが強くありません。一方でポール・マッカートニーは好きで、10代の頃に聴いたウィングスの音源などは、普通以上に思い入れはあります。noteで取り上げる頻度も高めになります。
このnoteで何か書くとそれなりのリアクションをいただくわけで、今回は「レアなところはありませんよね」などといった念押しをされてしまいました。7インチ盤専門店と言いつつ、最近LPも売ってますからね。そもそも、ビートルズ関連で「レアなところ」といえば、ブッチャー云々とかなんでしょうけど、あんな何十万円もするようなものに手を出すわけありません。でもポール・マッカートニーって、シングルをいろいろな形態でリリースしてくれる人でしたね…。
1980年代、アナログレコードに関しては、氷河期に入る前の最終期、高音質な盤がいっぱいリリースされました。その中でもオーディオ的に面白いといえば、12インチ・シングルだったのではないでしょうか。45回転で大きいのをぶん回すのはなかなかに快感でした。33 1/3回転のものでも、ゆとりを持って溝を刻むので、LPよりは高音質だったりします。ポール・マッカートニーも結構リリースしてくれました。12インチ・シングルなら、「レアなところ」が少しはあるかもです。個人的にレアかなと思われる辺りを以下に掲載しておきます。
実のところ、ポール・マッカートニーに関しては、レア・グッズ的なシェイプド・レコードもいっぱいありまして、集めきれません。いずれも数量限定発売なのでしょうから、コレクター泣かせな人です。…ハマっている方は楽しいでしょうけどね。ピクチャー・レコードなどもいっぱいありますからね。
コレクターではありませんから、あまり熱心に集めてはおりませんが、12インチ・シングルなどはやはりオーディオ・イベントで鳴らしたりするには面白いものでしょうから、案外貴重かもしれません。とりわけ、「フラワーズ・イン・ザ・ダート」からの3枚のシングルは、1989年という時期からしても、アナログ盤はレアですからね。1987年のアルバム未収録曲というのも貴重でしょうね。…でも、この辺を含め、ビートルズ関連の多くは売りに出しておりません。…やはり7インチ盤専門店ですからね。