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7インチ盤専門店雑記194「ピーター・ゲイブリエルの音」
最近、ピーター・ゲイブリエルにハマっております、…というほどでもないかもしれませんが、よく聴いています。YouTubeに上がっているライヴ動画なども含め、やたらと音がいいからなのですが、まあ元々拘り屋さんですから、音が悪いわけはありませんね。
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大名盤「So」は当時本当によく聴きました。シングルカットされた「スレッジハンマー」はヴィデオが面白いということは確かですが、曲がそれほど好きだったわけではありません。でもその他のシングルがみんな大好きでした。12インチは「Biko」のエクステンデッド・ヴァージョンが入っていますしね。…ジャケットにカネかけてないですね。12インチはみんなそうなんですけどね。
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名曲「イン・ユア・アイズ」にアフリカン・ヴォイスということでクレジットされているのはユッスー・ンドールさん、サザンオールスターズもフィーチャーした当時の売れっ子ですね。これは演奏も音も極めて良くて、驚かされました。
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「ドント・ギヴ・アップ」はケイト・ブッシュをフィーチャーしていたんですよね。ケイト・ブッシュも歌が上手い人ですからね。しかしウマが合うとは思えない二人でしたが…。
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そして、最も好きな曲かもしれない「レッド・レイン」。こちらも演奏も音も素晴らしいクオリティです。なんでこれがファースト・シングルではないのか、不思議に思っておりました。まあ、「スレッジハンマー」が大ヒットしてしまいますから、「わからんものだ」とは思いましたがね…。それに、ここでベースを弾いているのがトニー・レヴィンだということも気になりますね。キング・クリムゾンもやりながらですからねぇ…。凄いですよね。ちなみにこの時期人気だった大沢誉志幸のアルバムでも弾いてますけどね…。
80年代も86年頃になると、アナログで聴くというのは好き者だけだったかもしれません。そして、80sの楽しみはやはり12インチ・シングルだったりもします。音はいいですし、レア音源の宝庫ですからね。そんでもって、7インチ盤はというと、なかったわけではないんですけど、如何せんレコード・ショップに行っても売ってなかったですからね。レコード会社も製造にコストをかけたくなかったか、原盤輸入みたいなやり方になってきてますから、穴が小さかったりしますね。
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まあ、そもそも、ピーター・ゲイブリエルを7インチ盤で聴きたいかという部分なんですけど、音質に拘るにしても、LPで十分高音質ですからね。中古盤市場にはあまり出回ってないですよね。1986年4月リリースの「スレッジハンマー」より前のシングルなんて、ほとんど見たことないですもんね。
まあ、少しはあるんです。「ショック・ザ・モンキー」のピクチャー・ディスクとか、何の絵か判らないですよね。これをピクチャー・ディスクにする意味があったんだか…。
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「カリブの熱い夜 Against All Odds」のサントラからのシングル・カットとかもありますが、…変化球ですね。
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フツーに笑っている本人のジャケがイチバン不気味だったりして…。
いろいろな意味でいつまでも楽しませてくれる人です。ジェネシスってやっぱり凄い人の集まりだったんだなとあらためて思いますが、最近あまり聴いていないので、そろそろジェネシス本体の振り返りもしておきたいですね。
ちなみにYouTubeにDark-Side MixとBright-Side Mix が聴き比べられる素材がアップされています。もの凄く面白いです。