四半世紀ぶり、四度目の福岡市
そりゃ 四半世紀ぶりなのだから浦島太郎子状態で、日進月歩のスピードでグローバル拠点都市に変貌する食の都・福岡市の姿にびっくりしたのは当たり前、それにしても天神辺りを自転車で走りながら、ここって新宿か渋谷じゃない?と錯覚しそうになった大都会福岡市。それでいて都内よりコンパクトで温かさもあって、福岡市の中心でばり好き!福岡市!と心の中で叫んだのでした。
今回は福岡市中央区に七泊八日の滞在。
グルメタウン福岡といえば、屋台に博多ラーメン、水炊き、もつ鍋、ごま鯖、辛子明太子にあまおうスイーツ、博多うどん、ひと口餃子に鉄鍋餃子。
新鮮な海の幸!いやいや、まだまだあるでしょ。
が。
福岡市に行くことがあれば、絶対に訪れたいお店が二軒ありました。
今、最も熱い注目のパン屋さんと福岡風スリランカレストランです。
滞在中それぞれ三回、四回訪れたほどのばり好き!ぶり。
AMAM DACOTAN
数年前に ELLE gourmet と danchu で紹介されていて、もし福岡に行くことがあれば必ず行こうと決めていたベーカリーです。
どのパンもハードすぎず、フィリングやトッピングとの調和というか融和が素晴らしい!斬新で繊細で、それでいてとっつきにくくて気取ったパンじゃないところもいい。
(おいしいんだけどタフすぎて疲れちゃうハード系パンというのも多々あるでしょ?そういうのは食べるほうもタフじゃないといけないし)
大事にお宝のパンを前かごにいれて猛暑の中自転車で帰宅、五人で少しずつ味わったのでした。
これはもう福岡市に来たら通うしかないでしょ。
(並ばなくていいというのが何よりいい!)
というわけで再来店です。
この日は猛暑でも持って帰るのに大丈夫なように保冷バッグ持参。
帰ってから二人でシェアして至福のパン時間。
どうしてもダコタンバーガーを食べてみたい!
ということで再再訪問。
今一番好きなパン屋さんは?
即答です。
AMAM DACOTAN!
オーナーシェフの平子良太さんのインタビュー記事、頷きながら読んだのでした。
著書も図書館で予約中。
東方游酒菜 Nuwara Eliya
福岡生まれ
福岡育ちのスリランカレストラン!
このお店を知ったのは、図書館で手に取ったスリランカ料理の本を読んだからです。
スパイス料理全般、特にインド、スリランカ、ネパール、東南アジアの料理本は面白そうだと思ったら必ず借りて読むという習性、それがもう三十年以上。
掛け合い漫才みたいに書かれている調理実況も面白いし、ゆる~い雰囲気ながらも押さえるところは押さえてあるレシピ本で、面白いなとお店の住所をチェックしてみたら、今度訪れる福岡市の、それも滞在先の近く、そりゃ行きますって。
子どもも大人も一度でお気に入りのレストランのひとつになりました。
それからこのお店にはテイクアウトのツナパハ弁当なるものがあって、お昼も夜もテイクアウトできるということで、ライスと梅干、サンボールやスリランカの野菜料理、これにチキンか野菜の汁カリーを付けるというのが気にいって、実に三回お弁当を買ったのでした。
ツナパハグループも、やはりオーナーの建築家・前田勝利さんの生き方というか、お店のコンセプト、ぶれない考え方に惹かれてしまうのです。
たった七泊八日の福岡市滞在だったのに
どうも
私は
この町の魔力に、ばり魅せられてしまったようです。
次はいつ行こうかしらとソワソワとガイドブック読んでいる
残暑どころか、まだまだ猛暑の八月中旬 note です。