秋の楽しみに、新そばがある。
といっても、 所謂そば 通じゃあない。
蕎麦打ちが趣味!と蕎麦道を邁進しているなんてこともない。
そば畑に可憐清楚な白いそばの花が揺れる光景を想い(岩手県で一度見ただけです)、実り、秋になり、蕎麦屋に新そばの張り紙が貼られる、そんな風情が好き。
そば粉を買いたくなるのもこの時季だ。
買うのなら応援したくなる生産者のそば粉を買い求めたい。
Eijyoさんがnoteで何度も紹介され、私も生産者である茶屋ファームさん発信のnote記事を読んでいたので、ポチッと買った。
そば粉で作るそば粥
そばの実ではなく、そば粉で作るそば粥を作る。
ずいぶん前に蕎麦打ち講習会に参加したとき、夕方からの試食のあとで大量の超濃厚そば湯が残り、しかもそれは茨城ひたちそば粉の十割蕎麦で、打ち粉は更科粉で打った蕎麦をゆでた最高のそば湯。
流しに捨てられるのが勿体なくてもらって帰り、翌日そば湯粥を作った。
それはそれは絶品そば湯粥だった。
だからそば粉とごはんで作るそば粉粥も旨かろうと作ってみた。
そば粥 18品の昼ごはん
たまたまネットで見て、これは!と思ったお粥の朝ごはんがある。
築地本願寺カフェ Tsumugi の朝ごはんで、毎日行列が絶えない人気朝ごはんらしい。
気になるのがどうして18品なのかということで、HPの説明を読んであゝと納得。
四十八願の18番目の願いを阿弥陀仏の根本の願い=本願として大切にしている築地本願寺ならではの18品の朝ごはんだったわけだ。
うちは朝ごはんはカフェオレとライ麦クネッケ一枚(夫はレーズンパン一枚にバター)で、お昼ごはんが一番ボリュームのある献立で、晩ごはんは酒の肴数品。
だから朝粥ならぬ昼粥。
18品にはお粥とお味噌汁を含んでいて、あとデザート2品も含んでいるから、おかずは14品。
さて何を作ろうかしら。
築地本願寺カフェの献立を基にうちの献立を決める。
食べ終わったあとで写真を添付した下書きをチェックしていて、あれ?なんだ?
数えてみたら19品あるじゃないですか!!
やれやれ… まっ、18品の昼ごはんとしておこう。
あゝ 晩秋のそば粥 18(19)品の昼ごはん
心からおいしゅうございました。
今回初めて合わせたのが生湯葉にいくら醤油漬けという組み合わせで、ほんとによく合っていて、目から鱗。
もういくらはお高くて、高嶺の花ですよね。
そばがき
そば粉を一番手軽に味わうとしたら、やっぱりそばがきでしょう。
テフロン樹脂加工のフライパンを使えば簡単だけど、私はレンチン調理で作ってみた。
木枯らし一号が吹き
立冬になり、
暦の上では冬の始まり
そばの恩恵に預かる日々
健康食品として知られるそば粉、ルチンの宝庫そば粉。
新そば粉の今だからこそ!
もっともっとそば粉を日々の食生活に取り入れてみませんか?
(次回はそば粉のガレット、そば粉チヂミ、そば粉唐揚げなどを紹介したいと思います)