Sunnto Race S レビュー
前回投稿した記事にて、フルマラソンにエントリーして、その際にランニングウォッチを購入したことに触れました。社会人になってから新たなスポーツを始めることのいい面は、装備に投資ができることですね。
買い替え前は Apple Watch 5 を 4~5 年使っていました。いわゆるスマートウォッチは Apple Watch 意外使ったことがないので、今回初めての Apple 意外のメーカーに手を出したことになります。
この記事では、Apple Watch をやめて初めてランニングウォッチを購入したことや、その比較などをまとめています。
Apple Watch をやめた理由
結論としてはバッテリー持ちです。
日常利用としてはギリギリ 1 日持つので、お風呂の間に充電して夜寝る前につけるという運用でカバーできていました。問題は運動時(登山時)です。
私は登山をするとき Yamap アプリを使っています。Yamap アプリは Apple Watch も対応しているのですが、地図表示をしていると登山中に Apple Watch のバッテリーが切れてしまうのです。地図そのものは iPhone でみれば良いのですが、心拍数の計測ができなくなるのが不満でした。あとそもそも電池が切れてただの重しを腕に付けてる虚しさよ。
登山もトレランもやってるし、ランニングも始めたのでせっかくなら特化した時計が欲しいなと思い買い替えを決めます。
候補
個人的な調べなので全く参考にならないですが、ランニングに特化するなら、GARMIN が頭一つ飛び抜けてよさそうに思いました。トレランを考慮すると COROS もよさそうです。なぜそう思ったかは割愛します(素人の個人調べなので)。
ちなみに、実際に実機を触ってみたいと思ったのですが、複数のメーカーを同時に試せる場所が少ないことに気づきました。私が調べた中で最も多くの機種を同時に見ることができのは、ヨドバシカメラ 新宿西口本店 時計総合館 です。
他の有力候補としては Apple Watch Ultra がありました。
値段を除けば最有力候補.. というか一番悩んだ候補です。実際に Apple Store に足を運び、何度か手首に装着したのですが、デザイン(好み)と予算の問題で見送りました。
Sunnto Race S を選んだ理由
さて、どれにしようかと調べていた矢先、気になっていたモデル(Sunnto Race)の軽量・小型版が発売されたのでした。
あとは実機を触って最終判断しようと前述したヨドバシカメラに行ったのですが、残念ながら Sunnto Race S のサンプルがなく、かつ、箱が一度開封すると戻せない不可逆仕様だったので実物を見ることができません。幸いにも Sunnto Race はあったので、それと他メーカーを比較することはできました。
店先では主に Garmin Forerunner と比較しつつ、以下の理由から Sunnto を選びました。
ランニング機能については、何が必要で何が不要なのかや精度など、自分には評価ができない
操作性(反応速度)は若干ながら Sunnto の方が良い
地図機能が欲しいとなると Forerunner 965 や他フラッグシップモデルとなり Sunnto Race の方がコストメリットがある
Suica対応や音楽機能は時計に求めていない
圧倒的に Sunnto の方がデザインが好み
Sunnto 製品全体的に大きいが S なら大丈夫だろう(ここが実物を見れなかったので最後まで心配だった)
例えば Sunnto Race を自分の手首に装着すると、手首が隠れてしまい、日常使いするには目立ちすぎました
Unboxing
ということで買ってきました!久々に新しい時計なのでテンションあげあげで開封しました。
充電ケーブルが USB-A だったことを除けば最高の開封体験でした。
Apple Watch 5 と比較して
Apple Watch5 の発売日は 2019年9月20日 らしいです(Wikipedia調べ)。もうすぐ 5 年経つんですね。
以下は Apple Watch の方が良いと感じた点です。
操作性(レスポンスや滑らかさ)は Apple Watch 5 の方が良いが僅差
安定性は Apple Watch 5 の方が良い
Sunnto はたまに表示がバグったりする
バイブレーションなどちょっとしたことの体験が Apple の方が良い
なんというか Apple の方が優しさを感じる。Sunnto は震えてます!って感じ
Watch Face の豊富さやデザインは Apple の方が圧倒的
続いて、以下は Sunnto Race S の方が良いと感じた点です。
電池持ちは当然 Sunnto Race S の圧勝
トレーニングの開始・中断・停止といった操作は物理ボタンが別れている方が良い
ランニングに特化した計測が豊富
トレーニングを開始・終了すると Strava への連携含め色々勝手にデータが溜まっていく体験が良い
日常使いなら 5 年前のモデルとはいえ Apple Watch 5 の方が良いです。Sunnto race S は改めてスポーツ特化の時計だなと感じました(それはそう)。
使ってみて
前述の通りスポーツ特化しているので、そもそも計測しているデータが何を表しているのかを把握しないと非常に勿体無い(Apple watch でよい)ことになります。
Sunnto アプリ内でも解説はあるのですが、加えて ChatGPT に解説を求めたりそのデータをどう活用すると良いか、など聞いて勉強しました。
グラフやデータの意味するところがなんとなくわかると、自分のことが見えてきて面白いです。なんとなく走る気持ちにならないときも、データ的には(体調的には)ガンガン攻めようぜ!って出ているとじゃあ走るかー、となります。購入して2週間ぐらい経ちますが、データが溜まってきてからが楽しいですね!
一方で残念だった点としては地図機能があります。近所を走る時にスマホがわりに地図を見れるかなと思ったのですが、反応速度や操作感がイマイチで、結局スマホを取り出すことになります。Route 設定してナビゲーションするだけなら十分使えました。
まだまだ使いこなせてない機能や表示もあるのでこれからも楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?