プロダクトマネージャー座談会 登壇記 イベントレポート【答えられなかった質問回答あり】
はじめに
もはや定番イベントとなりましたマネーフォワードさん主催のプロダクトマネージャー座談会でお話しさせていただきました。
前半はLT後半はOSTという内容でしたがどちらも大いに盛り上がる熱量の高いイベントでございました。
せっかくなのでまとめを書きます!
結論:OSTがよかった
銀の弾丸はないので、ニーズとか相手の状況に合わせて話せるのがいいですね。
発表資料はこちら
この発表資料は前提あんた何者なのとい補助線があった方が分かりやすいので、よろしければこちらもぜひ。
発表資料で何がいいたかったか
Xでのこの発言でほぼ全てです。
結果を出すことにこだわるのであれば、物事を動かすことが重要なので、いろんな立場に憑依する必要があるけど、憑依するのは難しいので、やればいいじゃん(脳筋)です。
(なるべく)選り好みしない方がいいよ!ということ。
課題と悩みというテーマにも関わらず、自分の悩み相談を持っていかないのは相変わらずだなっていう感じですね。
PdM気質の人ってある種便利屋さんになってしまったりするし、周囲からの認知も便利屋さんだったりして悩むことも多いかもしれませんが、意味付けと筋論ちゃんとすればキャリアとして繋がるよということが言いたかったのかも。
専門性付けてかないととか、これやらないととかでどんどん机上の空論的な方向にいったりしちゃうので。
今回むずかったのが、話の勢いをとめず、単純さを失わずに、「それ生存者バイアスだよね」になりすぎないバランスを探ることでした。
結果いい塩梅のバランスに落とし込めた気もするし、普通に真似できないと思われた向きもあると思う。
ちなみに僕の話は絶対に生存者バイアスが入ってます。バキバキです。
ただみんな僕のようになりましょうということを言いたいわけではないです。
僕はこうだったけど、みんなはどうですか?教えてください、考えてみましょう、なんなら一緒にときほぐします!というスタンスです。
決まった形はないから、自分の好き嫌いととも照らし合わせながらゼロペースで考えてみようぜというスタンス。
10分の話でそこが伝わるところまでケアできたら神だと思うので精進していきたい。
みんなが俺が俺がになる必要はなくて、誰かに求められてそれに答えたいというのも絶対に大事であなたにしかできないことです。
https://x.com/gimupop/status/1861431107922858434
今回の発表のカウンター的な話としてこのXに書いた話も今度したい。
案外好き嫌いみたいな感情が大事なので無視しない方がいい。
案外みんなこれが正しいとか、こうあるべきに引っ張られてしまいがちだから。
自分の報酬系を理解してハックするの大事。
ちなみに僕は型に嵌められるのも、人が型に嵌められてるのをみるのも嫌なので、そういう状況をぶっ壊したいという行動原理でやっております。
当たり前もきまりもないんだよ。自由なんだよ。
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質問返し
当日来ていた質問全然答えられなかったので、おそらく僕宛だと思われるものに答えていきます。漏れているのあればこっそり教えてください。
大事だと思います。売れないと思って作ってくれても言えないし。
当たり前の話なんだけど、これも越境かもしれないですね。作るだけに閉じこもってたら売ろうまで考えないかもしれませんね。
ただのなんでも屋にならないためにも、責任を持つのがおすすめだったりはします。結果で答えられていれば、自分はなんでも屋だなーとはならないかなと。
真面目に答えると、前提条件によるというくそつまらない話になります。
継続するのが大事マンなので、プロダクトが継続するための重要なファクターに注力すべきかなと。そこを見極めるのも難しいのですが。
前提条件分かれば必ず回答できるので、守備範囲を広げたタイミングで相談してください!!!
コンフォートゾーンを抜け出すのは誰しも怖いです。僕も怖いです。
結論自己効力感が持てる範囲に区切りながら少しづつコンフォートゾーンの少し外側を行くしかないのかなと。
ただそんな悠長なことができるかという判断はありますが。
そんな悠長なことができる環境が作れる力が持てたら素敵ですし、僕はその力が欲しくて責任を取りに行ってます。
自分がメンバーであれば、自分のコンフォートゾーンはここでここから少し飛び出すにはこれくらいのチャレンジだな的なコントロールができればいいですが。それは結構むずい。
なんでメンバーとマネージャーという役割があるかというとわからんことを話しながら解決するためです。対話しましょう。
プロダクトによってセールスの担う範囲が違ったりします。僕のプロダクトの場合はいわゆる対面営業での獲得は多くなくて、広義のマーケ的なグロースでした。
論理的な仮説検証の積み重ねだったりするので、めげずにPDCAを回して改善していきながら能力獲得していきました。
でも今後対面営業での獲得的なこともする必要ありそうなので、頑張ります。やってみておそわります。
アンラーンできなくなったらこの仕事辞めます。
出世欲最高だと思います。案外いないですよ出世欲のある人。給与がもっと欲しいと言う人はいますけど。
ちなみにお金を稼ぐことだけ考えたら出世はコスパ悪いです。多分。
やりたいと言っていると任せてみようかなとなるものです。恐れずに出していきましょう。
みんな正しいことを言っていて、違うのは時間軸だけだ。
と言う言葉が僕は好きです。
矛盾しているように見えることも、時間軸で区切ると全て正しいので、あと選ぶべきは今現在の状況はどの時間軸にコミットするべきなんだろうと言うことですね。
あとあんまり考えてもしょうがないことが世の中には多すぎるので、わかんないけどやってみるわみたいなので案外道がひらけたりします。
許可より謝罪!
ものすごく許可を取らないといけなかったり、後戻りできないような状況を作らない技術みたいなのも大事だったりします。
ケースバイケースです。
できるだけ決断なんてたいそれたものにならないように、細かく決めて細かく失敗することです。失敗の単位を決められるのも責任を持つことによる効用だと思います。
その他OSTで話したやつ
事業責任者になりたければアウトプットの練習はしよう
人に信じてもらって助けてもらわないといけない仕事なので、どういう発信の仕方すればどう反応されるかのPDCAは回した方がいいです。
社内のコミュニケーションツールでいいので、色々なことに対して自分はどう思ったか書き残して反応をもらう習慣をつけるのはおすすめです!
事業責任者をやる機会が回ってきたら天命だと思ってやってみよう
うまくいかなくても死なないから。無理だったら降りればいい。無理だったと言う事実が貴重。
自分から事業責任者になりたいと思うといろんな巡り合わせが必要なのでチャンスが来たら掴むべし。
生存バイアスなのでは
生存バイアスだと思う。再現性はないと思う。そして自分自身ここで死ぬかも的なことも何回もあった。なので真似しろとかは全く思わない。
単純に特性として幅を広げるのが苦じゃないみたいなのはPdMにあってそうと言うのは言えると思う。幅を広げるのが苦な人はPdMだけが答えじゃないと思う。
合議と合意の話
実は発表タイミングに胃の調子が悪く、痛みとうっすらとした意識の中で合議はしないけど合意はするという話をしていた気がする。
事後Xを見ていていもその話が一番印象に残った!という人が結構いたので、僕もいっちょかみしてみる。
結論合議すればするほど合意はとれないです。
情報の非対称性がどの立場でもお互いあり、合議してもそれが浮かび上がるだけです。
その結果合意するには角を削って削って丸くするしかないです。
非対称性があることを認めて一旦スルーするする方が合理的ですし生産的です。
本当に理解してもらうには実現するしかないです。顕現させるしかない。
それがクリエイターの仕事であり、パワーであり、本質的な苦悩の原因であり業です。業が深い仕事です。
理解されないけど作り出して形にすれば理解されるので常に作り出すことに注ぎ込みましょう。
分かりやすいものづくりだけでなく、企画系もそうだよ!
次はpmconf2024です
今回の内容を膨らませた話をするつもりです。どの方向で話膨らませるか悩んでます。候補としては以下の方向性
なんで自分は出世したのか出世して何を成し遂げたいのかの話
なんで職能マネージャーじゃなくて事業責任者なのかの話
物事を前に進めたいと思う人に出世したいと思ってもらうための組織作りの話
お気軽にキャリア相談もします!
実は自分の突き詰めて行った時の適職は占い師か教祖だと思っています。
要するに人の話を聞いて分かり手になりあわよくば何かきっかけが作れるといいなーくらいのことを常に思っています。
なのでいつでも相談乗るのでお気軽に話しかけてください。
子供頃から散々ああ言えばこう言うと言われ育てられてきたので、おそらくなんらかしら前に進むヒントは出せるかなと思います。屁理屈も時には役にたつのです。
まだ今のところはAIより的を得たこと言えるはず。
商品化するかもしれませんがとりあえず無料でやります。