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ぼくたちに、もうモノは必要ない。2


幸せのお手本

まだまだこう生きるべきという「幸せのお手本ようなものは存在する。定職につき、結婚して、家庭を持ち、2人から3人の子供をもつ。孫の顔を見る。これさえ「達成」できれば幸せになれるような目標。


幸せにはお手本が存在するらしい
いろんな幸せがあるはずなのだから
お手本なんか存在するわけない、、、
そんなのうそやろ~と思っていたが

しかし、就職、結婚、子供、お金があることが一般的な幸せであると思えるし
自分自身の幸せの基準になっている。


一般的な幸せはどこからきたのか?

一般的に思われている幸せの構成比は、90%が環境、10%程度が遺伝。 どんな人でも今日宝くじに当たり、お金さえ持てば幸せになれるというようなイメージ。もしくは90%が遺伝、10%程度が環境というイメージだろうか。生まれつき頭がよかったり、容姿端麗であれは幸せなのだろうか P282





他者と比較してお金があること、頭がよく、容姿が良くあれば一般的な幸せを感じやすいのだろうか。いずれにしても、比較する対象が他者であることが幸せの基準になっている可能性がありそうだ。


環境は10%しか影響しない
そしてなぜか環境は10%しか幸せに影響しないという。最低限の安全と、食事と寝床さえ確保できれば、そうではない場合と比べて幸せは劇的に高まることが知られている。

幸せを大きく左右すると思われている「環境」がなぜ10%にも満たないのか? 

結論を言うと、環境に順応していく。慣れてしまうからだと言われている。だからこそ環境は幸せの10%にしか影響しない。
幸運にも不運にも人は慣れる

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慣れとどう向き合っていくべきか

この本の中で慣れるという言葉が使用されている。慣れることでモノが増えたたり、幸せを感じにくくなってしまう。私自身も恋愛や仕事、勉強で慣れることに向き合うことが出来ていれば苦しむこともなかったのかもしれない。

慣れに向き合うことに明確な答えは出せていないが、1つ1つのモノやコトに真摯に向き合うことが大切なのではないかと感じた。モノは常にあふれているが、そのなかでこのモノにしかない大事なものを探すことが1つの改善策ではないかとおもう。

昔、友人に奥さんと結婚した理由はなにかと聞くとお互いを必要とすることと答えた。彼のなかで、奥さんと真摯に向き合うことで2人の中でしかない大事なこと

2人の中でしかない大事なことを見つけたような気がした。


この本の最後に
ミニマニストとは大事なものためにモノを減らす人とある



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