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高級トイレットペーパーが売れる理由 1/31
こんばんは
もう2月ですね。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
高いものには意味がある
世の中にはたくさんの製品がありますが、一番高いものはなにか気になることはありませんか。どんな製品でも高いものと安いものがあるのがあります。
値段が高くなるのにはそれなりの理由があります。有名なデザイナーがデザインした服は高くなりますし、富士山の標高が高い地点にある自動販売機の飲料が高いのはそこまでの運搬費がかかっているのでしょう。
裏を返せば、全ての商品を高値で売ることは可能のです。商品の値段というのは、需要や供給などのさまざまな要因によって決定されることによってお客さんが購入しようと思う金額になるのです。
高級すぎるトイレットペーパー
記事の中では、1ロール500円~1700円弱の高給トイレットペーパーを販売する望月製紙株式会社について紹介されています。市販のトイレットペーパーなら500円で12ロール購入できます。
望月製紙で販売されている最高級のトイレットペーパー「羽美翔」は3ロールで5000円もします。なんと皇室でも利用されていたそうです。包装も和紙で職人がやっているそうです。
記事でもあるように、トイレットペーパーなのに高級という面白い製品なのですが、その面白さがヒットにつながったようなのです。広報担当がいないにもかかわらず、バラエティで幾度も紹介されたようです。
ギフト用なら買う
トイレットペーパーは、消耗品です。消耗品にお金をかける人はある程度経済的余裕がある人にしかできません。しかしながら、トイレットペーパーにこだわる人はたくさんいます。
高級トイレットペーパー誕生には、大手に負けないために高品質・高価格のトイレットペーパーという敵の少ない市場で戦うという背景がありました。特に、これを家庭用ではなくギフト用にしたのが英断だと思います。
失礼な発言にあたるかもしれませんが、自分の尻を拭くために高い金額を払う気にはなりませんが、人に最高級のものを送るために払う金額としては妥当な金額です。
非効率は価値の本質ではない
値段も少し高いではなく、包装にも力を入れてこだわりぬいてとても高い値段というのもメディアにヒットした理由でしょう。これが、1ロール200円とかだとヒットしなかったかもしれません。
私が気になった点は、トイレットペーパーを非効率にしたことが商品の価値を上げているという表現が気になります。無駄なことをすることや資源を投資することが価値に繋がるという思考は誤解を生みます。
高級トイレットペーパーは一見非効率に見える作業や研究の成果として高級トイレットペーパーという価値のある製品という価値があるのです。手間がかかっているだけの製品に価値はつきません。