ワークマンが大躍進のメカニズム 10/2
こんばんは
10月に入り大学も後期が始まりました。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
大躍進のワークマン
ここ最近の経済ニュースでよく見る文字となってるのが「ワークマン」です。ワークマンの成長ぶりは誰が見ても目に留まるモノで、最近ではユニクロよりも注目されているかもしれません。
沖縄県でも道路を車で走っているとよく見かけるようになりました。なんと国内の店舗数ではユニクロを超えたそうです。あなたの地域でもワークマンが出店しているのではないでしょうか。
意外と単純なデータ経営
記事の中では、好調のワークマンのデータ活用に重きを置いた経営について紹介されています。ワークマンのヒットにはそのデータ経営が大きく影響しているそうです。
ワークマンのような大躍進を遂げた経営にはどういった最新技術が用いられているのかと思うところですが、利用しているのはエクセルで簡単なツールを全員が使えるようにしているそうです。
記事を読んで
私が気になったのは、ワークマンの流行にはマーケティングや経営が大きく影響している点です。記事の中のデータ経営はその要因の大部分を占めると思っています。
ワークマンの流行の理由として、もとより作業着としての機能性や質、低価格によって支持を得たのに対して、そこに「オシャレ」を取り入れるのが新しいと言われています。
本当にワークマンしかできないのか
しかし、作業着にオシャレさを取り入れるのが新しいというのは信じがたいことです。服に過度な装飾を付けず、色を変えるなどでオシャレさを演出するのは簡単なことです。
作業着の高品質低価格を実現している中、なぜ、ファッション性を取り入れるアイデアが途中で出てこないのかとても疑問でなりません。事実、作業着にファッション性を取り入れているところは多くあります。
ワークマンの流行というのは、作業着のファッション性をしっかり売り出せたところがポイントです。ファッション性を「加えた」という点よりも「知らしめた」「ニーズに合わせた」という方があっている気がします。
ファッション性だけではとどまらない
記事の中でもあるように、社員全員がエクセルなどを使いデータ分析を行うことができるというのは在庫管理にも役に立ちますが、移り変わりの早いファッションの情報を敏感にキャッチするのにも役に立ちます。
また、他にも調べてみると、インフルエンサーマーケティングや、お客様からのフィードバックの活用、アウトドアファッションとしてのマーケティングなど様々な要素がありました。
事実、ブランド志向の低下やアウトドアブームなどの追い風も大きく影響しているでしょうが、競争の激しいアパレル業界の隙間を縫うような戦略とそれに合ったマーケティングと経営には脱帽です。