#わがやの治療法
どちらの治療法を選ぶか、それが問題だ。
むかしは熱が上がったとき、
何枚も重ね着して、冬の装備で布団に籠もり、汗が全部出て体温が下がるまでじっとしていた。途中で、紅茶を飲みながら。
それがこれまでの"治療法"だった。
最近、もうひとつ、治療法?を編み出した。少し前、困ったことが起きたのがきっかけである。それというのは、10日間の自宅謹慎である。抗原検査の必要なアレである。ここのところ、テレビのニュースなんかで棒グラフが勢いよく伸びていたアレである。
わたしは全身の倦怠感と頭痛がほんとうにひどかった。しかし、咳はほとんど出なかった。症状は人それぞれ違えども、つらい中で自宅療養期間をいかに面白おかしく過ごすか、これに尽きるのであった。そして新しい治療法?に思い至ったのですよ、ねぇ。
ということで、
もうひとつのわがやの治療法は
「病気ってそんな楽しかったっけ? とネタにすること」
です。
たとえばこんなふうに。
陽性判定は、妖精ということで、
もうフェアリージャパンに招集でござる。
本家は新体操ではあるが、わたしはそういうことではない。
しかし、フェアリージャパンというからには演技が必要である。
規定演技:ゼリー飲料
これは飲む美しさを競う演技ですが、容器の取り扱いや、ゴミの処理までが採点対象になります。表情や体の動きで、いかに味を表現できるか、症状の辛さを併せた芸術点での加点に期待です!
キャップを開けるところからスタートです。緊張しますね。
さぁ…、始まりました!
……あ、
ペットボトルもあったのね。
たしかに新体操の棍棒?クラブ?っぽいです。これは入れるべき演技ですね🤣
規定演技:床
ベッドか布団が選べる。
規定の広さからはみ出さず、どれだけアクロバティックな寝相で症状のつらさを表現できるかがポイントです。技術難度の高い技を、布団やベッドからはみ出さず表現しなければなりません。また、掛け布団を効果的に使うことが高得点への道です。
自由演技:検査
抗原検査とPCR検査が選べて、
待ち時間を嫌がらずエレガントに過ごせるか、いかに美しく検査してもらえるか、結果を堂々と受け取れるか、総合力が問われます。
もちろん、症状に合わせたリアクションを組合せる技術力が要りますし、世間が混乱する中で冷静に過ごすことが、技術点、芸術点ともに加点のきっかけになります。審査員への心証が違いますからね。
検査をすると決めてから結果を受け取るまで長丁場ですから、むずかしい戦いになります。
ということで、最終演技を終え無事引退できてよかったですね。ほんとに。
ところであこはるかさん、メダル取れたんでしょうか…。スポーツ新聞には載っていなかった気がします🤣🤣🤣
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