千代保稲荷の名物@岐阜県海津市
「海津に行ったら千代保稲荷神社に行ってください!」
そんなお話を何度も聞いていたので、海津市にいくなら最初にここに行きたかった。
恥ずかしながら岐阜県に18年間も住んでいたにもかかわらず、週末岐阜県民を名乗るまで千代保稲荷神社の存在自体を知らなかった。年間220万人も参拝しているらしい。愛称は「おちょぼさん」。どんな場所なのだろうと期待が高まる。
まず神社の前にきて驚いた。
あげ・蝋燭が50円で売られている。
そして通りすがる方々が皆引き寄せられて、あげを購入していた。
千代保稲荷神社では、お供えとして稲藁で結んだ油揚げが使用されている。
そんな神社があり、しかも岐阜県にあったことにたまげた。
私もあげと蝋燭を購入してお供えした。
おちょぼさんの凄かったのは、神社だけではなかった。
神社前の参道が門前町になっていて、商いが盛んに行われていた。
川魚料理、串カツ、土手串、衣類、漬物、草餅、熊手。
似た系統の店が多かったけど、どれもあまり他の地域ではみないものばかりだった。
そして、参拝者と商人の距離が近かったように感じた。
飛騨から最も遠い海津市。
まちの雰囲気もこんなに違うんだなあ。