アメリカ在住のプロダクトマネージャーが語る、「キャリアという長距離走を自分らしく、自由に走れる」ギフトモールという組織
今回は、ギフトモールのプロダクトマネージャーを務めるSayakaが登場。彼女は新卒で大手IT企業に入社し、日本及び米国でオンラインマーケティングに携わってきました。現在はアメリカに在住し、業務委託パートナーとしてリモートでギフトモールに参画中。大手IT企業時代からギフト領域に興味があったと語るSayakaは、どのような経緯でギフトモールへジョインしたのか、またギフトモールという組織のどこに魅力を感じているのか、話を聞きました。
Sayaka
ギフトモール プロダクトマネージャー(サイト担当)
ベンチャー組織で働く楽しさがDNAに刻み込まれた、大手IT企業米国支社での経験
−Sayakaさんの、これまでのキャリアからお話を聞かせてください。
新卒でEコマース事業を展開する大手IT企業に入社し、一貫してオンラインマーケティングに携わってきました。中でもEメールやポイント施策といったロイヤリティプログラム、既存顧客のリピート促進を担当しました。2013年にアメリカにある、米国子会社に駐在し、日本でのロイヤリティプログラムの成功事例をアメリカで展開するミッションを担いました。
アメリカには4年半駐在して帰国したのですが、日本の組織は大きく成長していました。米国法人は小さな組織だったので、自分が貢献している実感が得られたのですが、日本に戻ったら大きな組織の中の細かいパーツを任されている感じがして、物足りなさを感じてしまいました。米国支社を経て、私の中に「ベンチャー気質、成長途上のサービスこそが楽しい」というDNAが組み込まれたようです。新しいことにチャレンジしたという意欲がむくむくと湧いてきました。
結局、帰国した年に大手製薬会社へ転職を決めました。DX推進のために、デジタル人材を積極採用しているというお話をいただき、これまでやってきたことを活かして貢献できるのではないかと可能性を感じたからです。製薬会社ではMRとドクターのコミュニケーションのデジタル化、マーケティングオートメーションを導入してEメールを配信したり、DXを推進する業務を担当しました。情報の受け手であるドクターに、最適な情報を最適なタイミングで届けるという点については、それまでの仕事がそのまま活きる仕事内容でした。
その後、縁あってアメリカに移住することになりました。そこで場所や時間の制約なく働ける環境を探していたところ、友人から紹介されたのがギフトモールでした。
新卒時代に芽生えた、ギフトマーケットへの興味。「巡りめぐって、縁があった」ギフトという領域
−ギフトモールの話を聞いた時、どのような印象を持ちましたか。
Eコマースなので馴染みのある領域というのが一つ。もう一つ、新卒時代にウェブディレクター業務をしていた時期があるのですが、そのときに「母の日」のコンテンツを企画したことがありました。その時から、ギフト領域にすごく興味があったのですが、そのサイトはギフトに特化しているわけではありませんでした。季節イベントとしてキャンペーン的に取り扱うことはあっても、プライオリティとしては低く、そこまで力を入れられなかったという経緯がありました。なので「ギフトモールなら、昔やりたかったことができるかもしれない」と思いました。巡り巡って、ギフトという領域と縁があったという感じです。
−その後ギフトモールに業務委託として参画していますね。どのような仕事からスタートしたのでしょうか。
最初に携わったのは、ギフトモールのグループサイトです。「この業務をやってください」とお願いされたというよりも、データを見ながらサイトが抱える課題を棚卸し、改善提案をしていきました。
特に印象に残っているのは研究開発をしながら制作した検索機能です。贈る相手やイベント、商品カテゴリーから検索し、その結果を動的に表示させる検索機能を開発しました。社内ではデータセットを閲覧する環境が整っているので、データをもとに、ユーザーにどのような提案をすればいいのか、ロジックを組んでコンセプトを設計しました。
この検索機能をリリースしたことで購入率、コンバージョンが上がったのはもちろんですが、同時にユーザーの行動データをより精緻に取れるようになり、サービスが進化する大きな一歩を踏み出すことができました。
オンラインでギフトを贈る難しさ。解消すべきペインポイントがたくさんあるから、面白い
−そこから現在までは、どういったお仕事をしてきたのでしょうか。
2021年の6月に、ギフトモールの強化という目的でプロダクトマネージャーに任命されました。データを分析してロードマップを描き、戦略を実現するための要件定義をする、というのが仕事内容です。
まだリリース前なので詳細はお伝えできませんが、今まさに、ギフトモールのグループサイトで開発した機能と同じようなプロダクトを企画・開発中です。
−ここまでギフトモールに関わってきた中で感じる、ギフトモールの面白さはどこにありますか。
大手IT企業時代から感じていたことですが、オンラインでギフトを贈るのって難しいですよね。多くのユーザーが抱えているであろう悩みや、ペインポイントがたくさんあるからこそ、解決する余地がまだまだあります。サービス開発者としてやりたいことがありすぎて、追いついていません。だから働いていて面白い。そういうサービスってあまりないと思うんです。
−具体的にユーザーのどのようなペインポイントを解決していくのか、施策としてイメージしていることはありますか。
すごく目新しいことをするというよりは、ユーザーが買い物をするときに気持ちの良いフローになっていないところがたくさんあるので、そういった基本的なところを第一段階として、きちんと整えていきたいです。
−Sayakaさん個人としては、ギフトモールでどのようなキャリアを築いていきたいですか。
マーケティングをやってきた私が、プロダクトマネジメントをするというのは、ある種のキャリアチェンジというか、なかなかできない貴重な経験だと思っています。プロダクトマネージャーはミニCEOと言われるように、大変な役割なので日々勉強中ではありますが、役員の近くで仕事ができるので学べることもすごく多いです。これまでのマーケティング観点を活かしつつ、より経営的な視点で考えられる人材になりたいと思っています。
あとは、グローバルな環境で仕事をしたいという考えを持っているので、今後はより多様なバックグラウンドの人たちと仕事ができる環境になればいいなと思っています。ギフトモールは海外展開が可能なサービスなので、よりグローバルな組織になっていくことを期待しています。
やることが山積みのベンチャー組織なのに、ギラギラしていない。みんな、キラキラしてる
−ここからはギフトモールの働く環境について聞かせてください。ギフトモールらしさをどのようなところに感じますか。
常々思うのが、「人に恵まれている」ということです。私がアメリカからリモートで参加しているように、他の皆さんもフルリモートで働いています。コロナ前からリモートベースの働き方をしている会社だからかもしれませんが、皆さん、驚くほどコミュニケーション能力が高いです。本当に仕事がしやすいんですよね。
例えばエンジニアの方であれば「プロダクトはビジネスサイドが決めるべき」という考えを持つ人も多いと思いますが、その手の考えを持つ方がいないんです。皆さん、どこの部署であろうと関係なく、プロダクトをどう良くしていくか真剣に考えていますし、リアルで会えない分、コミュニケーション能力が高い。
やるべきことがたくさんあるベンチャー企業なので、殺伐としていてもおかしくないと思うのですが、殺伐感が全くありません。じゃあ静かにギラギラしているかというと、ギラギラもしていません。キラキラしている感じです(笑)。
−やることが山積みでも、ブラックな働き方にはなっていないのですね。
ブラックな印象は私の知る限りありません。ご家族や体調を優先する方針が貫かれているので、すごく働きやすいと感じています。何かあればメンバーを思いやりながら、カバーできる人がカバーするというのが自然にできている組織です。皆さん、大人なのだと思います。もちろん目標にはコミットするのですが、ブラックさで穴埋めする感覚は一切ないですね。
常々思うのが、キャリアというのは短距離走ではなく、長距離走です。だからこそ、体調が悪いのに無理をして体を壊すような短距離走的な思考ではなく、いかに自分なりのいいペースで、タイムをあげながら走っていくかが重要だと考えています。そういう意味で、ギフトモールのような、長期的な視点に立って、自分らしく働ける会社がもっともっと増えていくといいなと思っています。
《ギフトモールではエンジニア・ディレクターなど、一緒に働く仲間を募集しています!!》
https://open.talentio.com/r/1/c/careers.giftmall/homes/3958
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