入学後3か月で 不登校になりました。 #2 行きしぶり
こんにちは。
子どもと「超」真剣に向き合う母NOAです。
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行きしぶり
ナツコ「絶対行かない、何が何でも絶対に行かない」
GW直前の朝、ナツコは突然言い出した。
母 「どうしたの?昨日学校で何かあった?」
ナツコ「何もない。でも絶対に今日はいかない。」
着替えないし、全く動かない。
ナツコの「一生懸命」が切れた瞬間だった。
「楽しくない」
「行きたくない」
「絶対に今日はいかない」
その言葉だけだった。
『あと一日で、もうGWになるから頑張ろう?』
そんな言葉は通用しない。
〝一度休ませたら癖になる〟
〝頑張ってでも行かせなきゃ〟
〝休みたいと言ったんだから、一日くらい休めばいい〟
〝休みたいといった時は、もう頑張り切った後〟
一瞬で色んな思いが頭の中を駆け巡った。
他人の子なら「休んでリフレッシュしたらいいよね」って簡単に言えるのに、我が子のこととなると冷静な判断ができなくなる。
たった1日の子供の「休む」という言葉に、
なぜこんなにも葛藤するのか。
しかし、違和感のある「一生懸命」が心配だった私は、すぐに学校に欠席の連絡をした。
その日の夕方、担任の先生から電話があった。
「新しい生活に一生懸命頑張ってきて、疲れが出るころだと思います。ゆっくり休んで、連休明けまた待っていますね。」
疲れ…
たしかにそうなんだけど。
娘が行きたくないといった本当の原因は何なのか。単なる疲れなのだろうか、、
GW明けに、学校に行くというのだろうか?
当時、小1だった娘に理由を聞いても自分の感情を正しく言語化することがこの時はまだできなかった。
「行きたくない」それだけ。
でも少しホッとした部分もある。
「休みたい」「行きたくない」と溜め込まずに言えたことは良かったんだと思った。
あのまま、違和感のある「一生懸命」を続けていたらもっと苦しかっただろうと感じた。
行きたくない!とを話せたことで、
少しはすっきりしたのかもしれない。
その日は1日
ゆっくり過ごした。
GW後の再登校
GWに休んで少しスッキリしたのか、
GWあけ、娘は登校した。
4月のように「学校楽しい!」とは言わなくなり
「楽しくない、行きたくない、休みたい」
と言うようになったけれど。
運動会の練習も始まり、
楽しいことが少しはあったのか
「嫌だ」と言いながらもなんとか通っていた。
4月の頃のあの「一生懸命」を思い出した。
きっと娘は、
本当は「楽しくない」のに
「楽しい」と
思い込むようにしていたんだと、この時思った。
「きっと楽しいことがこの先あるに違いない」と
トワイライトに行ってみたり、学校の後に友達と約束したり。
自分なりに一生懸命「楽しい」ことを見つけようとしていたんだなと。
GWあけてから、
「行きたくない」と言わなかった日は、ほぼなかった。
けれど「行きたくない」その理由は、本人に聞いてもはっきりしない。
娘も、なぜ自分が学校が嫌なのか分からずに、
ただ、頑張って通った。
でも、この「頑張り」は
やっぱり長くは続かなかった。
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