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中学校生活、始動
長男の中学校生活はまずまず順調そうである。小学校生活がどうにもならなかったため、中学校でも同じ事の繰り返しになったらどうしようかとの一抹の不安があったが、今のところ大丈夫そうだ。
ただ中学生ともなると学校での様子を語ってくれなくなる。
私 :学校どうよ?自己紹介した?どんなこと話したの?
長男:いいからいいから。教えない。
私 :こら、誰のおかげで中学校行けてると思ってんだ?
長男:授業料払ってくれてるのお父さんでしょ?
私 :お父さんは誰のおかげで働けてると思ってんだ?
長男:一応、知ってると思うけど、一人暮らしでも働けるんだよw?
私 :そんなことは聞いてない。
なんとか聞き出してみると、「自己紹介で2回笑いが取れた。」とのことで本人としてもほっとしたようだった。嬉しそうにしていたと思う。
親としてはその後も友達が出来たのかなどが気になってしまい、一週間くらいはLINEの友達が増えたか確認したい衝動に駆られた。過干渉も良いところである。お友達の登録がちらほらと増え始めたことに気づいた時には小躍りしてしまった。
授業も面白い
学校の授業については、以前より「ここの先生達は授業、全力でやってきますからね。」というのを聞いていて、親としても楽しみに感じていた。お話のされ方が、「君たち、楽しみに待ってろよ!」という感じで、いたずらっぽく笑っていたその先生の表情が忘れられない。
まだ学校が始まって日が浅いが、長男に感想を聞いてみたところ、やはり楽しいのだそうだ。「楽しいし、先生達授業一生懸命やってるな~って思うよ。」と言うので、どの辺でそう思うのかと訊いてみたら、教科書に沿ってやるのではなく、独自の工夫が随所に見られるためであるらしかった。また挙手不要で好き勝手に発言して良いらしく、授業は基本的に騒がしいようだが、笑いも絶えず楽しいらしい。
そういえば長男は小学校の時は授業中の音が気になるなど、聴覚過敏かと思う発言をしていたが、こういったことが一切なくなっている。ストレスや悪循環にはまるとあらゆることが狂い出すが、そこから解放されると一気に全てが解消されるようで、改めて環境の重要性も実感している。
授業の話に戻って、興味深いことに、音楽や家庭科といった小学校時代に全く触手が伸びなかった授業も、普通に楽しいようで、行き渋りもない様子だ。
新たな問題・・・スマホ
長男には小学校卒業と同時にスマホを買い与えたわけだが、周囲には卒業までに既に持っている子もいたようで、長男ももっと早めに欲しいと言うこともあった。
夫 :小学生は音声通話が出来れば十分だろう。余計な機能は要らん。
長男:それじゃ意味ないんだって~!哀れみの目で見られるんだよ。
夫 :そんなの気にしなければ良いだろう。じゃぁお父さんが特別な電話を作ってやろう。
長男&私:?
夫 :糸電話だ。
長男&私:(ひっくりかえる)
スマホは親の時代には中学生でも必要なかったが、現代はそうもいかなそうだ。友達作りにも欠かせない、かつ、あちこち出かける時に便利であるし、買う方向で親としても異存はなかった。
ただし、親による監視機能入り、使用時間などの制限がつけられるものにした。アプリやサイトの閲覧も親の承認制である。それを了承の上で機種選びは長男にしてもらった。
しかしやはり問題は発生した。スマホを手にした途端、結構な頻度で触るようになった。親からすれば時間が無駄に思えてならない。しかし一方の長男は、承認制は不便だと泣き言を言うようになった。
夫 :文句あるなら糸電話にすっぞ!
長男&私:爆笑
笑える時は良いが、本気で問題になることもある。そもそも、スマホ等を親がどのように使わせたいかと、子供がどのように使いたいかが違うため、衝突しがちなのだ。しかも子供は(長男は?)なんとかバレないように、監視をかいくぐろうとする。これをされると親は腹が立つ。
困ったのはゲームができないと友達作りに支障が出ると言われた時だった。もともとスマホでゲームはしない前提だったが、友達作りに支障が出ると言われると少々悩ましい。先々許可するかも知れないが、許可しようかと思っていた矢先にスマホを巡って親子で揉めたため、一旦この話は立ち消えている。今の所クラスでも自分は明るい方だし、友達も沢山いるとのことなので、なら無くても何とかなるのではないかと思っているが。
スマホに限らずPCにせよ、勉強しているかと思ったら他のことに使っているということはあり、こういう時、我が家としては目的外の事に使っていることよりも、親の目を盗もうとしていることにイラッとしてしまう。やることをやって申告通りゲームをするなら問題にならないかもしれないが、ゲームの誘惑に勝てるほどの自制は効かないだろうと思うと、もうしばらく制限は必要かなと思っている。