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おい、やめれ
最近の長男はコショウ、豆板醤、甜麺醤、タバスコ、等々をアルコールと混ぜたり、乳鉢と乳棒ですりつぶしてみたり、濾紙で濾してみたり、辛いもので実験をしている。
コショウや唐辛子の成分をアルコールに溶かして、アルコールを飛ばした後の粉末を取りたいようで、勉強中なのに時々勉強部屋からキッチンに出てきて「うへぇ、辛い、舌がやばい」と言って自分の体で実験している。
私 :何をやっておるのだ?
長男:カプサイシンとピペリンがどれくらい辛いのか知りたいのよ。
私 :カプサイシンとぺぺリン?
長男:ピペリン!おかぁ、カプサイシンの粉末が何色か知ってる?
時々長男の部屋に入るとタバスコの酸っぱいにおいや、調味料のにおいが充満している。
何かあったらどうするの
長男は唯一キノコが食べられない。食感と味が嫌いだそうで、給食に出てくるキノコは律儀に抜き出して机の中に捨てていた。キノコはミイラ化して後日大量に発見されることとなった。
そんな長男がキノコを食べたいと言う。
長男:おかぁ、俺、ベニテングタケ食べてみたい。毒キノコ。
私 :毒キノコ?でもあんたキノコダメじゃん。
長男:すごい美味しいらしいから食べたいの。
私 :美味しくても毒があるの食べたら死んじゃわないの?
長男:いや、ベニテングタケは人間とか哺乳類には弱毒でお腹壊すくらいで済むんだけど、危ないやつで苦しみながら死ぬのはドクツルタケ、8gで死んじゃう。
私 :やめてくれ
長男:ベニテングタケにはムッシモールとイボテン酸ってのがあって、美味しいらしいのよ。グルタミン酸とかイノシン酸っていう旨み成分よりも強い旨み成分なんだって。
私 :だったらその成分だけ取りだして味見すれば良いんじゃないの?
長男:その成分自体が毒性分なんだよ。
私 :ダメじゃん!
なんとなく、本当に危ない事はしない子だろうとは思っている。