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息抜き文章 HSSを知る

HSPと言う言葉を知ったのは約1年前だ。
当てはまる気がする!と思ってネットで簡単なチェックを受けてみたが、そこでは当てはまらずそのまま鬱期が開けたため、鬱期特有で私のやりがちなネットでの精神障害チェックサーフィンから1度離れた。

再度鬱期が訪れたのは約4ヶ月前の事だ。
またもアレではないか、コレではないかとサーフィンが始まりHSPチェックに辿り着いた。
そこで初めてHSPにも分類があることを知る。

様々な診断を試してみたところ、自分はどうやらHSS型傾向が高いらしい。
特に当てはまる部分と言うと、「人嫌いなのに寂しがり」、「小心者なのに刺激を求める」と言ったところだ。
人工の約6%しかおらず天才肌、と言った説明文には少し鼻が高かった。

この恐らく私の持っているであろうHSSと言う特性に対して、誇らしく思える部分もあれば、やはり人生の要所要所でそれは障害になってきた。
また私は毒親育ちであるためどこからがこの特性のせいで、どこまでが愛着の不形成のせいなのかの線引きも難しい。
HSPとなれば先天的だが、愛着障害やアダルトチルドレンといったものは後天的なものだ。
もしかしたら全くもってHSPでも愛着障害でも何でもないのかもしれない。
 
つらくなると、脳内ではそんなことがループし始め最終的には自分を何か泥々な醜い塊のように思い扱い始める。
何度も障害となりぶち当たり、死ぬ思いまでしてきたこの特性を、飼い馴らしていくより他には無いのだろうと思う。
もう30になろうとも言うのに、私は私のことをまだ理解し始めたばかりなのだ。


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