見出し画像

なんだかんだイヤになると、諦めたい病

母が何もできなくなって四カ月になる。
何もできないといっても寝たきりじゃないし、自分で着替えて、風呂も入るし、オムツしてるわけじゃないし、どうってことないだろうと言われたら、

言われたら


どうってこと、あるよ‼️
といいたい。

まるで幼稚園児がいるみたいに
3度の食事とお薬と、
季節に合わせて衣服を整えてあげたり
病院に連れて行って、診察に付き添ったり。

これが本当に我が子が幼稚園児だった頃のワタシなら、あの、若いワタシなら、気力も体力も続いたことだろうけど、還暦目前のワタシには、キツイのだ。

睡眠時間だって、
毎日4〜5時間。
たっぷり寝ないともたないワタシは、確実に命をちぢめていると思う。

こんなだから
フルタイムの仕事と両立できずに退職する人がいるのだ。

ワタシは、絶対仕事を手放さない。
外で働くと言うことが、むしろいい息抜きなのだ。息抜きといってもそこそこ責任あるし、忙しいし、楽してるわけじゃない。

それでも
母の介護につきっきりになるより、はるかに楽しいし、充実してる、ということ。

しかしそろそろ体力目前限界に近くなって、母がお腹すかしてようが、ワタシの不在を不安に思おうが、どうでもいいから好きにしたい!とか思う。要するに、逃げたい気持ち。
逃げられないし、逃げないんだけど。

今日も夜更けの洗濯。

変な時間に活動してると、
この静けさがクセになる。
ああ、こうやって昼夜逆転の引きこもりになれるのね、とか考えたりして。

明日も母との会話は成立しないだろう。
母はそれで幸せなのかなあ。
ワタシは幸せなのかなあ。
まあまあ幸せだけど。

いいなと思ったら応援しよう!